税務調査官は知らないフリをする！
昨日のブログでは商品券を使った
脱税手法についてお伝えした。
その脱税手法は税務調査官もお見通しだから
絶対にやらないように。
まだ昨日のブログを見てない人は
こちらから
https://ameblo.jp/sannet/entry-12816882344.html
なぜ社長が商品券をチケットショップに
換金しに行ったことが税務調査でバレるのか？
大量の商品券の購入が帳簿に載っていたら
税務調査官は換金しに行ったことを疑う。
そしたらチケットショップに
確認しにいくのか？
でもどこのチケットショップで
換金したのか分からなければ
確認しに行くこともできないよね。
実は税務署はそんなことはしない。
(しに行くかもしれないけど。。。）
じゃあどうするのかというと、
税務調査に入る前からチケットショップの
換金者リストを手に入れている。
商品券を換金する時って、
本人確認のため、氏名、住所、連絡先を
記入させられるよね。
チケットショップには
その換金者リストがある。
税務署は多くのチケットショップの
換金者リストを手に入れている。
そこから大量の換金をした人を
ピックアップして身元を調べる。
だいたい大量の商品券を所有している人って
経営者しかいないよね。
だからすぐに身元はバレて
会社も紐付けされる。
そして税務調査の対象に選ばれる。
つまり、税務調査に入られてから
商品券の換金が疑われるのではなく、
チケットショップの換金者リストから
税務調査に入る会社を選んでいる。
だから事前にバレているんだよね。
下手な嘘をついても無駄ってことになる。
このように税務調査は入ってから
疑われるだけじゃなくて、
事前に裏を取られて入られるケースもある。
もちろん最初は税務署も知らないふりをして
ヒアリングしてくる。
そこで社長が嘘をつくことを待っている。
嘘をついたら重加算税確定！
まぁ嘘をついてなくても、
チケットショップで換金したものを
経費で落としている時点で
重加算税なんだけどね。
下手な小細工はしないこと。
皆さんが考える小細工は、
他の人も同じようなことを考えてる。
そんなことは百戦錬磨の税務調査官は
お見通し。
変な事は考えずに、
社員やお客様なとって手本となる
経営者でいましょう。
卑怯な経営者にならないでください。
脱・税理士スガワラくん
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