福利厚生制度なんていらない！
お客様からこのような相談を受けた。
『社員に給与以外で還元できる
良い福利厚生制度はありますか？』
私もこれは常に考えていて、
結局たどり着いたのが
はぐくみ基金
これは社員の退職金の積立制度だけど
会社も社員もお得になる仕組みなので
弊社SMGも導入していて、
弊社のお客様もたくさん加入していただいてる。
内容は私の書籍
『激レア 資金繰りテクニック50』
にも書いたので、ぜひ読んでみてほしい。
そして、福利厚生制度の導入を
検討されている人は、
こちらのブログをまず読んでほしい。
https://ameblo.jp/sannet/entry-12775258876.html
経営者は社員に喜んでもらおうと
何か良い福利厚生制度はないかなぁ？
なんて考えるよね。
私も考えた。
そして私が出した結論は…
福利厚生制度に充てるお金があるなら
給与や賞与で還元した方がいい！
である。
これは弊社の社員も納得してくれた。
なぜ私がこのような結論に至ったのかというと、
結局社員は今の仕事に満足しているか
どうかなんて給与の額で判断している。
いくら福利厚生制度が充実していても
給与が低ければ
『うちの会社は給与が低い』
『ボーナスが少ない』
と不満を漏らす。
『うちの会社は給与は低いけど、
福利厚生制度が充実しているから
満足している』
とはならない。
転職する理由も人間関係か
給与面がほとんど。
福利厚生制度がないから
転職するという人は聞いたことがない。
結局は自分の生活の糧となる給与が
多ければ満足で、少なければ不満となる。
福利厚生制度なんて気休めにしかならない。
時々社内にカフェバーみたいな設備投資を
する会社もあるけど、そんなのは
できた当初は社員もテンション高くなるけど、
実際に利用し続ける人はほんの僅かで、
そのうちほとんど使われなくなり、
そうなると管理を誰もしなくなる。
負の資産になるだけ。
そんなのにお金を使うぐらいなら
自分の給料や賞与を上げてほしいと思う。
福利厚生制度の導入を検討している経営者は
導入の前に社員にこのように聞いてほしい。
『〇〇を導入しようと思うけど、
〇〇の導入か、その分のお金を賞与にするか、
どっちがいい？』
ほとんどの人が賞与っていうと思う。
弊社の社員は賞与(現金)って言ってた笑
でも弊社は冒頭のはぐくみ基金は
導入している。
これは会社も社員も両方のお金(手取り)が
増える仕組みなので、誰も損をしない。
というか、会社の資金繰りが良くなるので
導入した。
それで社員の資産形成にもなるのであれば
一石二鳥って感じだから導入した。
社員のためっていうよりか、
会社のためにならなければ
導入しなかっただろう。
今日の結論としては、
下手な福利厚生制度を導入するくらいなら
その分のお金を給与や賞与で
還元した方がいい。
結局はみんな自分のお金が増えることが
一番嬉しい。
社員のために福利厚生制度を
導入したいという考えは、
経営者の思い込みにすぎないってことを
覚えておいてほしい。
SMGグループ CEO 菅原由一
PS
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