私の代名詞となった取り組みとは?
税理士にはなったはいいけど、
学歴があって賢い人たちが集まる業界で
落ちこぼれだった私の生き残る道は、
他の税理士がやってなくて
お客様が求めることを見つけることからだった。
そこで私はこのように考えた。
100人いたら99人が私のことに
興味を持たなくてもいい、
理解してくれなくてもいい、
でも1人が熱狂的なファンになってくれる
ことをやろう。
たかが1%だけど、
日本には個人事業主も含めたら
約400万社ぐらいある。
400万社のうち1%にあたる4万社が
私のファンになってくれたらすごいこと。
4万社をファンにするためには
400万社に私を知ってもらわないといけない。
さすがに日本全国の会社に
私を知ってもらうのはかなりハードルが高い。
それならその10分の1の
40万社に知ってもらって、
その1%がファンになってくれたら
4,000社になる。
4,000社でもかなりすごいよね。
もっというと、さらに10分と1の
4万社に私を知ってもらって、
その1%にあたる400社でも
私のファンになってくれたら
かなりすごいよね。
たった1%でも
その数はかなり大きな数になる。
だから私は1%の絶対数を増やすために
できるだけ多くの人に私の存在を
知ってもらう必要があると考えた。
そのためには何をすればいいのかを考えた。
そして最初にやったことは
このブログである。
2008年から書き続けている。
その当時からブログを書いている税理士は
たくさんいたんだけど、どの税理士も
税法の改正や手続きのことばかり書いていた。
私はそんなことを書くつもりはなく、
私が経営者として日頃からインプットしている
社員教育や会社の仕組みづくり、
マーケティングのことなど、
税務とは違うマネジメントのことを
書くようにした。
明らかに他の税理士のブログとは
テイストが違うブログだった。
それが功を奏して、読者はどんどん増えて、
ブログを書き始めて3年ぐらいで
税理士ブログの人気ランキングで
トップになったのである。
ここから私の知名度は少しずつ
全国に広がっていくことになる。
ブログは私の代名詞となり、
ブログのおかげで今があると思っている。
そしてこの勢いに乗ったまま
次の1%理論戦略を仕掛けた。
次の展開は明日のブログに続きます。
SMGグループ CEO 菅原由一