社労士に洗脳されるな！
昨日のブログで退職金規程は
作らない方がいいって書いた。
まだ読んでない人はこちらから。
https://ameblo.jp/sannet/entry-12731943033.html
今日はなぜ中小企業が退職金課程を
作ってしまうのかについて書こうと思う。
退職金規程を作ってしまった理由の一つに
社労士が勧めてきたから
って言うのがある。
社労士はこんなアドバイスをする。
・社員が安心して働ける環境を作りましょう。
・退職金規程があると
社員を採用しやすくなります。
・他の会社は作っているので、
無いよりあった方が社員は嬉しいですよね。
などなど…
私は採用面接をたくさんしてきたけど
『退職金規程はありますか？』
と聞かれたことは一度もない。
仮に聞かれたら、
私はその応募者を採用することはないだろう。
なぜならこれから入社を希望して
やる気満々で入ってくる人なら
自分が会社を辞める時の話なんて
しないよね。
辞めるの前提で入ってくるの？
って思う。
まぁ今は終身雇用の時代じゃないから
いずれ辞めることは想定しておかなければ
ならないけどね。
だから退職金規程を作ってしまったら
払うことになってしまう。
払いたくない社員にもね。
終身雇用の時代は退職金規程は
あってもよかったと思うけど、
今はそんな時代じゃないから。
あと、社員が安心して働けるとか
社員満足度が上がるとかって
社労士は言うけど、
社員満足度が上がる社員は
近々辞めることを考えている社員だよね。
今やめたら退職金が〇〇〇万円入ってくる！
それを生活費の足しにしようとか、
起業資金にできるとか考えている。
辞めるつもりがない社員は、
退職金のことなんて考えない。
定年で辞める人は退職金が気になる
とは思うけど、今は数十年も勤めて
定年で退職する人なんて
ほとんどいないからね。
だからね、本当の社員満足は
退職金規程ではなく他の部分で作るもの。
そして社労士が勧める理由は
社労士という立場もある。
社労士は企業の社内規程を
整備していくのが仕事でもある。
だからどんどん規程を提案して、
会社を規程のがんじがらめにする。
それが仕事だからね。
企業の顧問社労士に付いて、
何も提案しなければ存在意義がないので
自分の仕事を作るためにも、
『社員のために〇〇規程を作りましょう』
と提案するのである。
それで仕事を作って報酬を稼がないと、
食べていけない。
ほとんどの社労士は報酬が少なく
食べていくのに必死だから。。。
こんなことを書いたら、
社労士に怒られるね。
でも多くの社労士はそんな状態で、
稼げている社労士はごく一部。
このような理由で社労士に洗脳されて
訳も分からず退職金規程を作っている
会社は非常に多い。
だから私は退職金規程はお勧めしない。
今回のブログは気分を害した社労士の
方々も多いと思う。
それを覚悟で書いてるけど、
私はこのようなことをセミナーで
何度も言っていて、
これを理解してくれる社労士もいる。
あとは社長が今日のブログを読んで
どのように考えるか？
今日はここまでとし、
明日のブログは退職金規程のリスクと
円満退職の社員にどうすべきかを
書くのでぜひチェックを！
SMGグループ CEO 菅原由一
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