脱税が疑われる証拠を掴まれているかも？
昨日のブログでは法人の決算月によって
税務調査が入る季節が
ある程度決まっているってお伝えしたけど、
中にはイレギュラーなケースもある。
まだ昨日のブログを見てない人は
こちらから見て欲しい。
https://ameblo.jp/sannet/entry-12724359780.html
今回、税務調査を受けている会社は
4月決算なので、通常は8月〜11月の
間に行われるんだけど、
なぜか2月に行われることになった。
なぜ通常ならあまり行われない
2月に行われることになったのか？
それは…
税務調査官が特別な部隊の人たちだから。
どのような人たちかというと…
特別国税調査官
略して
トッカン(特官)
トッカン部隊は中小企業でも
少し規模が大きい会社の調査を担当する。
トッカンは税務調査の専門部隊なので、
調査以外の仕事はあまりやってないんだよね。
だから他の税務調査官たちよりも
人数と日数をかけて調査に挑んでくる。
事前に下調べもかなりやってくる。
税務署は確定申告など季節ごとに
いろんな行事があるから、
通常の税務調査官は
忙しい時期は調査を控えたり、
年間のスケジュールを調整しながら
税務調査の日程を決める。
それに対してトッカンは
季節などあまり関係なく、
調査ばかりやっているから
昨日のブログで伝えたような
規則性はないと言ってもいい。
でもトッカンが来るからと言って、
何か掴まれているというわけではなく、
何も怪しいことがなくても
トッカン部隊が来ることはある。
以前、トッカン部隊が来て4日間の
調査の予定だったが、何もなかったので
1日半で終わったこともあるからね。
だからトッカン部隊が来るからと言って
ヤバい！
と思わなくてもいい。
あと
税務調査がイレギュラーな時期に来るのは
トッカン部隊の場合だけじゃない。
普通の税務調査官の場合でも
昨日のブログでお伝えした時期を
外してくる場合がある。
それはどのような時かというと…
脱税が疑われる証拠を握られている時！
このような時は、
通常の税務調査の時期とは関係なく、
税務調査が行われる。
今日のブログのまとめとしては、
通常の税務調査の時期と違う時期に
調査が行われる場合は、
①トッカン部隊が来る場合
②脱税が疑われる証拠を握られている場合
ということは、
②のトッカン部隊じゃない普通の調査官が
季節外れに来た時が1番怖いということ。
そうならないように、
脱税になるようなことはやめようね。
SMGグループ CEO 菅原由一
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