2024.5.18
19回になった…性犯罪加害者プログラムで性教育の実践。
今回のテーマは
絶対、朝までラーニングのことが話題になるはずだから(私とぶちょーが話題にするから)
ぶちょー
そこからみなさんで考えたいこと、として…
まずは
性教育のやりにくさ、とりわけ、コンドーム(に限らず避妊全般)を伝えることの壁はどこから、なにから生まれて来るのか
番組の一部や、学習指導要領や埼玉県の「なるほど保健学習」の一部をご紹介し、ディスカッションした。
学校で性教育を行う時、担当の教員や管理職が主体を誰だと考えているかが大きいと感じる。生徒なのか、保護者なのか、教員自身なのか…それによって取り組みの内容が決まって来るのでは
性の話しは誰にも相談できなかった。できるだけ隠して後ろめたさを感じながら抱え込んでいた。sexは「やってはいけない悪いこと」というイメージが強く、ポルノで学ぶものだった。
パートナーとの関係性について考えた。コンドームを使う、使わないをちゃんと確認していなかった。
性教育らしい性教育を受けていない。伝える方も難しさがあるのでは気まずさ、悪ふざけなどに対応しきれなかったり…難しいから避けてしまうのもわかる気がする(今回の番組の中で『伝える方』は私で、私はある程度対応可能と思って実践している旨説明)
学校の管理職が「性教育」に及び腰になるのは理解できる。議員が乗り込んで来るとか教育委員会が指導に訪れる事態になったらと心配する気持ちが先行する。保護者への説明も難しいしクレームに繋がりやすいテーマだと思う。
などなど、たくさんのご意見があった。
最終的には、学ぶことで得るものは大きく、制限し「秘め事」にしておいて良いテーマではないということ、特にコンドームについては「なんとなくできるだろう」が危険であるということは共有できた。
説明だけじゃなく練習もセットで必要ってことも。
「手を動かす」って大事。聞いただけ、見ただけだとできる気になっちゃうから。
めちゃめちゃ良いディスカッションが終わり、控室に戻ると参加者さんのお一人が「すごく良い時間でした楽しかったです」とわざわざ言いに来てくれて、ポルノの弊害を感じていると教えて下さった。
「来月、それでディスカッションしましょう」と約束したのだった。
性教育、ネタが尽きない。
ずっと食べたかった(飲みたかった)やつ
明日はいよいよ…
150名くらいのお申込みだそうです