「男」「女」を言わない… | 性教育とぽんずともろみ

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2024.4.16 くもり

 

 

昨日入ったミーティングで「男」「女」を一切言わない…と決めていらっしゃる…というお方のお話を聞いた。

 

 

その工夫の一部を伺って、あらゆる場面を想像して当てはめてみた。

 

 

とんでもなく難しい挑戦だと思う。

 

 

性別による悪しき決めつけは良くないからそれは私もだいぶクリアしていると思う。思っている。まだまだだけど。

 

 

問題は、生殖の仕組みの説明と、性暴力に関すること、あと、制度上の問題に触れる時。

 

 

例えば…

 

 

現在HPVワクチンは小学校6年生から高校1年生の女子が無料で接種できる対象。男子の陰茎ガンや中咽頭がんの対策にもつながるのに対象外。

 

 

こういう時、男女はどうしたって出て来る。

 

 

結婚により姓の変更を迫られるのは96対4で女性の方が圧倒的に多い。

 

 

これも性差が出て来る制度上の問題。

 

 

これらの説明や議論の時、どうやって工夫されているのだろうか。

 

 

生殖の仕組みに関しては質問してみたけれど、オンラインだったからディスカッションにならず今一つ深まらなかったしすっきり感がなかった。

 

 

残念。

 

 

私も日々反省し修正し言いかえや言い直しをしているけれど、なかなか難しくぼわんとしている部分が多い。

 

 

いろんな方の挑戦を聞く機会があるのはありがたい。

 

 

そしてこういうテーマは一方的じゃなく相互のやり取りが絶対に必要。

 

 

テーマとは別の課題も見つかったミーティングだった。