2024.3.30
昨日は強風豪雨の中、午前中に産後ケアぽい、出産のお祝いに伺って、午後から更生保護施設で職員さん対象の性教育でした。
更生保護施設がどんなものなのか良く知らなかったので知べてみると…
法務省HPの本文より
更生保護施設や自立準備ホームは、矯正施設から出所・出院した人や保護観察中の人で、身寄りがなく、帰るべき住居がないことや、現在住んでいるところでは更生が妨げられるおそれがあるなどの理由で、直ちに自立更生することが困難な人に対して、一定期間、宿泊場所や食事を提供する民間の施設です。宿泊場所や食事の提供を行うだけでなく、保護している期間、必要な支援などを行い、自立を援助することで、その再犯や再非行の防止に貢献しています。
全国に102か所あるそうで、昨日伺ったのはコチラ
寮みたいな感じ。食住が提供されるのはありがたいことだと思う。
一定期間ここで過ごし、仕事と貯蓄を得て自を目指しているとのこと。
こちらには斉藤ぶちょーが時々プログラムを行っているそうで、その流れでご依頼頂いた。
斉藤ぶちょーはワニズアクションキックオフイベントにもご登壇です
施設にはスクリーンも大型テレビもないとのことで、パネルディスカッションのようにスライドをホワイトボードに貼りだして話してみた
段取り悪すぎてめっちゃ反省。もうちょいなんとかできただろうと自分で突っ込んで終わった。
不出来ではあったけど職員さんはそれなりに興味を持って下さって「はどめ規定」のこと「性教育バッシング」のこと、榎本クリニックで行っている加害者プログラムの性教育のこと、さまざま質問して下さった。「もっと若い頃に聞いておきたかった」とも。
絶対私よりお若い方にこう言われると全力で「まだまだまだまだまだまだ全然間に合います」と言いたくなる。
ホント、いくつからでも学びを活かせるチャンスはある。
今後施設でも入所者さん対象の性教育に取り組んで行きたいとの考えはおありなようだが、それにはたくさんの課題があって、一つ一つクリアしなくちゃいけないらしい。
私は…とりあえず1回やってみたら良いんじゃないか
と思っているが、それは斉藤ぶちょーの影響がデカい
「とりあえずやってみましょう」と始まった加害者プログラムだった。それが意外なほど好評でもうぎじ20回を数える。
施設の対岸にはスカイツリー
すぐそばに…
東京拘置所がある。
斉藤ぶちょーにご案内頂き、中まで入らせてもらった。中と言っても入口入ってすぐのところまで。その奥の構造は説明だけ聞いた。
帰りは拘置所の外周を一周ぐるっと回って駅に着く。
拘置所の周囲には民家やマンションがたくさん建っていて公園も点在、子どもたちの声が響いていた。
子どもたちはこの建物のことを知っているんだろうか。知っているんだろうな
ホームから見える東京拘置所。独特の威圧感。
以上、大人の社会科見学報告でした。