2022.9.1
昨日は美容を学ぶ学生ちゃんと性教育。
数年前ご依頼頂いた時は、コンドームの実物を見せる事にさえ難色を示された学校だった。
お嬢様が多く、保護者の方の介入も多め。
「あまり踏み込んだ話しをして保護者に伝わって苦情が来たら困る」
と。
その年は無理をせず先生方が安心できるような話に留めた。
ところが、個別に相談に来てくれた子たちの抱えているお悩みがナカナカで
その場で具体的な避妊と性感染症予防の話をする事になった。
翌年からは講演内容に制限はなく、コンドームの話も、実物見せるのも、練習用渡すのも
昨年はとうとう学校長先生にもご挨拶でき、その際、講演内容に関してもご理解を頂いた。
今年は…
例年より心配な事例が相次いでいるとの事。「がっつり話して下さい」とお墨付き
すでにいろーんな体験している子が多いなら、最後まで聞いてもらって、何かしら今後のお役に立てるようにお届けしたい飽きずに聞いてもえるよう工夫した。
最初からめっちゃメモしながら聞いてくれてた。励まされる。
途中、クイズの景品でコンドームを渡そうとしたら、みんなめちゃめちゃ驚いて恥ずかしがる。あちこちで「キャー」って声まで。
…そんなに
そこで宣言した
「今、コンドームにびっくりして、恥ずかしいと思った人たち、この講演終わる頃に恥ずかしさなくなるはずだから覚えておいて」と。
案の定、講演終わる前の休憩時間に数人の子がコンドーム見に来てくれて各々持って帰った。
終了後には群がるくらい
ほらね
コンドームに興味持つのも、言葉にするのも恥ずかしい…そんな空気を変えて行きたいものだ。
ムリに入ろうとするもろみ