梅雨の谷間とは思えないほど全国各地で猛暑と
なっています。
皆様お身体にはくれぐれもご自愛ください。
さて、当社は6月が決算月の会社です。
前年から12%ダウンした上期受注量から、
逆に年明け以降は受注復調の半導体関連や装置受注増で
下半期売上は前年比約120%と大幅に増やすことができました。
これもひとえにお客様のご支持、お取引先様のご支援、社員の頑張りの
賜物です。あらためて御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
特に夜勤廃止に伴うシフト勤務の導入や納期遅延解消という一定の成果は出せました。
しかし、工程負荷のアンバランスによる生産性悪化や外注費オーバー、
クレームの高止まり等とせっかくの好機を逸する結果ともなっています。
1人1人の技術・技能レベルを向上させ、営業の先行情報や受注状況をタイムリーに把握し、
生産計画や外注情報に基づいた効率的な生産体制への挑戦・変化ができていない点は、
生産ルール・生産目標に鈍感な現場の甘えによるものとしか言いようがない状況となっています。
減産の上期から増産の下期を乗り切ろうと行った様々な挑戦が道半ばで終わってしまった昨年度に対し、
新年度は待ったなしの増産に突入します。
そういった状況で当社戦略方針である
「最先端の金属加工をベースとした開発受託・コンサルタントのファーストコールカンパニー」を
実現していくためには、DXやIoT、SDG's等に連動した業務フローや仕組み、勤務体制を、
安全・品質・生産性に優れた「小ロット製造代行サービス」という特別なサービスとしてより高めていくこと、
そのために聖域を設けず従来のやり方・考え方を更に大きく変えて挑戦していくことが
新年度はもっと重要となっていきます。
まだまだウクライナ・パレスチナ情勢や円安に伴う原材料諸物価高騰、欧米や中国の景気後退リスク等
不確定要素はありますが、
人手不足にリモートや非接触化で更に需要が高まっているロボット等の自動化・省人化設備に、
医療、一般機械、エネルギー関連のニーズを汲み取り、
更に半導体関連等での増産に対して、そして年内にかけて行われる大型設備自動化投資など
もっと変化し挑戦する年としていくことが、
2030年売上60億円達成に向けた我々にとっての第一関門であり、
これをクリアしていくことこそが我々の社会貢献だと思います。
今期スローガンは昨年度から更にCHANGE & CHALLENGEしていかねばならないという願いを込めて
「CHAMGE & CHALLENGE More」を掲げ、今期の活動を展開してまいります。
今後ともよろしくお願い申し上げます。