当社も協賛する経済系、工学系、デザイン系の様々な分野の大学生が
健康、教育、刊行、地域産業の振興に貢献するテレオペレーション、
テレロボティクスのための課題解決プランを競う
「ロボメカ・デザインコンペ2023」
コロナ禍で学生はリモート開催が続いていた中
今年は先先々週の9日(土)に福岡市科学館にて開催されました。
↑ファイナリスト6チームのレプリカ
本コンペは日本機械学会も協賛するイベントですが、
地域振興をロボメカで、それもデザインを加えて
盛り上げていこうという国内でもなかなか珍しいコンペです。
当社も2016年から参画させていただいていますが、
有明海の栄養不足でノリが不作なことを解消するために
海底耕運なるものを行うといいとか
日本は林業危機が叫ばれているが世界2位の森林大国であるなど
まったく知らなかった(勉強していなかった)地元の現状も
知ることができ、我々としてもこの催しは、
マーケティングの視点を見直す
いい機会となっています。
そして、予選から勝ち上がった主役のプレゼンター達は、
粗削りですが前向きな発想でロボメカ事業展開を若者らしく
披露していました。
で、結果は、
床ずれのため移動やトイレで苦しむ高齢者に対し、ビジネスクラスのような
リクライニング車椅子を提案された
福岡大学のチーム「まとらぼ」
廃用症候群予防電動リクライニング車椅子「 C-Parl」
が接戦を制して優勝
↑優勝の福岡大学チーム「まとらぼ」
毎度のことながら緊張で笑顔が乏しい
【優勝】
チーム名:まとらぼ
テーマ名:廃用症候群予防電動リクライニング車椅子「 C-Parl」
栄えある「三松賞」も動力学計算理論であるマルチボディダイナミクスを
使ったち密な分析や構造計算で汎用的な技術を高度に組み合わせた実現性の高さと
プレゼン力の素晴らしさに同じく福大マトラボチームに贈呈いたしました。
↑福大まとらぼチームへの三松賞の贈呈
そんなに嬉しくないのかなぁ…
笑顔が少ないことは毎回のことながら、
内に秘める学生たちの熱気に肌でふれることができ
感動いたしました。
コロナ禍で苦労されてきたゆえに逆に若い力がぐんぐん育っています。
来年は、更なる飛躍のコンペであれと願いつつ、今年の報告を
終わらせていただきます。
ありがとうございました。