2022年度方針発表会と改善発表会(下半期編) | 板金屋見聞録 ~ 田名部 徹朗 オフィシャルブログ

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日本製造業の明日を信じてがんばっている皆さんへ、九州の小さな工場で日々おこる出来事を通してエールを送るブログ。

コロナの感染第8波も下火となり、いよいよ平時化へ

向かっている解禁今日この頃。

当社において社員参加の年度方針発表会と改善発表会(下半期編)が

先月末に行われました。

 

これで最後にしたいのですが、昨年同様新型コロナ感染予防で密を避けるため、

会場を社内分散しZOOMを活用したLIVE&WEB形式を採用した

変則開催にて執り行いました。

 また、この発表は三松大学と同様に録画配信され

各社員の端末でも自由に確認できるようにしました。


↑上期の振り返りと下期方針を発表中の田名部

 

何度もご紹介していますが、当社は6月決算のため

7月が年度初めとなります。

それに合わせて、半期毎の年度方針伝達と

半期での優秀改善提案の部署別発表会を行います。

 

毎月選出される優秀発表の詳細内容を全員に再周知することで

改善のヒントをつかんでもらおうという趣旨もあります。

今年も様々な発表が行われ、なかなか緻密な取組や

奇抜な発想、新素材の投入など

社外に誇れるアイデアを生み出した

2部門にそれぞれ会長賞・社長賞が贈られました。

 

↑笑顔で撮れました~!

 左より、安岡会長、準優勝の成富君、優勝チームの宮田君、

 そして田名部

 

ウクライナ情勢や原材料高騰、米国や中国、EUの景気後退リスク等

不確定要素はありますが、コロナ禍からの復調が確認されてきた今年度は、

リモートや非接触化で更に需要が高まっている

半導体、医療、通信、エネルギー関連やロボット等の自動化・省人化ニーズの波に乗り、

そこから2030年売上50億円達成に向けお客様とともに飛躍(Jump)の年にすることが

我々にとっての一番の目標であり社会貢献であると思っています。

 

 三松にとって昨年大問題となった納期遅れは人員増等により前期より緩和されてきましたが、

原材料価格の高騰はなかなか落ち着かない中コスト増は受注単価の是正だけでは

吸収できない状況です。

作業改善はもちろんのこと載せ替え・仕分けのムダ取りによる

工場内物流改善も喫緊の課題としてあげています。

 また、夜須工場に端を発する生産混乱や不良・クレームの高止まりも

課題のままとなっています。

 

当社戦略方針である

最先端の金属加工をベースとした開発受託・コンサルタントのファーストコールカンパニー」実現のため、

課題も抱え改善余地がまだまだあるDXやIoT、SDG's等に連動した業務フローや仕組みを

安全・品質・生産性に優れた「小ロット製造代行サービス」という特別なサービスとして

より高めていき2030年売上50憶円に向かって

ニコニコ笑ってゴールすることを今期スローガン「JUMP22(ニコニコ)」として掲げ、

下期も上期同様に活動を展開してまいります。

 

 その中で特に、新しい営業スタイル確立のための

マーケティングオートメーション導入を始めとした

内外部とのネットワーク強化や情報共有化、

三松の様々な生産情報をアーカイブ化し見積や2次利用としての

図面作成の簡素化、

データに裏打ちされた生産性品質改善に

省人化自動化を織り込んだ新工場増設(本年6月竣工)による

「三松スマートファクトリー構想」の更なる前進。

 

 そして、それらを自由自在に操る

「多能工化=1人3役一芸」人材教育=三松大学の拡充に

注力していくことを加速してまいります。

 

6/2,3日に久々に工場見学会&技術セミナーも開催予定です。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

↑最後は、やっぱり三松恒例「万歳次長」による万歳!