ご見学御礼~佐賀大学経済学部中西ゼミの皆様 | 板金屋見聞録 ~ 田名部 徹朗 オフィシャルブログ

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日本製造業の明日を信じてがんばっている皆さんへ、九州の小さな工場で日々おこる出来事を通してエールを送るブログ。

昨日、「佐賀大学経済学部中西ゼミ」の皆様に
三松のご視察をしていただきました。

 

中西ゼミでは、現在IoT関連の有望な企業を訪問し、

地域の産業の中で将来性のある分野への理解を深める企てを

企画されております。

 

 特に生産設備等その他も含めさまざまなものをITによって統合する

システムインテグレータ等の分野が、今後の日本の産業発展の可能性として有望とみておられます。

その中で、三松がSMASH, SINSといったシステムを開発し、

また幅広く多くの企業に販売、海外への展開も行っており、

非常に有望な分野を担っていると感じられ、今回ゼミ学生を引き連れての

企業訪問をされることとなりました。

 

↑工場現場をみる機会も少ないので興味深々の学生さん達

 

今回は、IoT化ロボット化の現状や蓄積データ活用の取組事例の

ご紹介に加え、偉そうではありますが文系学生の先輩として

モノづくり企業の良さや楽しさを私田名部の経歴紹介も絡めて

説明させていただきました。

 

IoT等のDX展開はあくまでも経営戦略実現のための手段として活用しており、

その経営戦略である三松の「小ロット製造代行サービス」を展開していくうえで

多品種少量生産は一番肝となる技術です。

更に多品種少量生産になればなるほど生産性、原価などのきめ細かな管理が

必要となり、そのためにIoTを活用した自前のシステムを開発したことをお話しました。

 

ニッチな顧客開拓の手法やカイゼンカメラシステム等について

鋭いご質問やご意見もいただき、

我々としましても、今後の事業運営において

大いに参考になるお話ができました。

 

本当にありがとうございました。