いんちきプレス最新バージョン | 仮想カフェ「すとぅぶとっぷ」

仮想カフェ「すとぅぶとっぷ」

Home made sweets & coffee

千葉市にある「さかもとこーひー」のファンです。
http://www.sakamotocoffee.com/
登場人物:
「かわうそくん」奥さまにしてシェフ。
「さんきち」ブログ主。コーヒー担当。
      さかもとこーひーのHPで言うところの「Mさん」


道具を使う趣味を持つと、どうしても、良い道具、新しい道具が欲しくなります。
スキーしかり、釣りしかし、クルマいじりしかり、日用大工しかり、料理しかり…。

コーヒーもやはりそういう傾向があって、僕自身もハリオのドリッパーから始まって、カリタの電動グラインダ、ランブルの鶴口ポット、同ネルフィルター、ボダムのプランジャーポット、ゴールドフィルター、ハリオのメッシュ式ドリッパー、家庭用のエスプレッソマシンと専用グラインダ…かと思ったら松屋式ドリップ器具ときたもんです。

…でも、なんか…キリなくなってきたし、さかもとこーひーのコーヒー豆を使ってたら、キモは道具より「少な目・細か目の粉を高温抽出」ってのが分かっちゃったし。

だいたい、目的は道具揃えることなのか、おいしいコーヒーを飲むことなのかってことです。
得てして手段というのは、それが本人にとって価値があればあるほど目的にすりかわりやすいんですね。

(たとえば英語会話の能力は、コミュニケーションの道具であって、目的ではない。)


なので、ここら辺で、オタクっぽい道具どうこうの嗜好からは卒業しようかと。
(嫁に内緒で道具買うと、激しく怒られるし!)


なので、道具どうこうで記事を書くのは、たぶん、これが最後です。

最後に紹介するのは、最近、会社でコーヒーをいれるときによくやる、↓これ。


…まったくコーヒーの抽出器具を使いません(笑) 
名付けて「いんちきプレス」。

左のシリコンふたを付けた計量カップに粉と熱湯を入れて抽出して、4分たったら茶漉しを介して別の器に移すだけ。
ガラス製のボダムケニアと違って割る心配がないので、ガンガン使えますし運べます。
お湯の分量さえ計れば容器はどうでもいい(保温性があればベターだろうけど)んで、いちいち「何杯用」という器具を買わなくても済みますしね。



茶漉しは畳目織りの目の細かいものが調子いいです。
もちろん、お茶や紅茶をいれるのにも使えます(←当たり前だ!)。

粉の混入は、僕には気にならないレベルですが、気になるなら茶漉しに市販の出汁バッグとか「お茶っぱポン 」とかを重ねて二重フィルターにすると良いかもしれません。

その方が粉の始末が簡単になるというメリットもあるでしょう。