7月1日(水)、第12回目となる、日本の名誉と信頼を回復するための特命委員会が開催されました。本日は提言の骨子案の構成について率直な意見交換をしました。
佐藤からは2つのことを提案させて頂きました。
1つは、提言において、日本の戦後の取り組みに関する言及を充実させるというものです。例えば慰安婦問題などにおいて、日本は時に事実を歪められる形で批判されてきました。しかし、アジア女性基金の設立はもちろんのこと、戦後補償や戦時捕虜への各種プログラムなど、日本は戦後、関係各国・関係者に対して様々な取組を行ってきました。そうした客観的事実を正確に発信すべきだということを申し上げました。
ちなみに、戦後の日本の取り組みは、「戦後の交流と和解」と題された外務省の動画サイト「mofachannel」 で公開中です。是非、ご覧下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=x4njjZ2XabQ
もう1つは、提案におけるメッセージは国内向けのものと国外向けのものと明確に分けて検討されるべきというものです。国内に対しては、国民の皆様と広く客観的事実を共有できる内容である必要があります。それに対し、国外に対しては、日本の反省とこれまでの取り組み、未来志向の姿勢、そして、何が事実誤認で何が事実なのかといった内容が正確に伝わるものである必要があります。
佐藤としては、これから作る提言によって、客観的事実が正確に国内外に伝わり、日本の名誉と信頼が回復されることを切に願っております。引き続き、出来る限りのことをしていきます。
VS
http://www.recordchina.co.jp/a113067.html
「慰安婦像の撤去要求」自民特命委の方針に、韓国ネットは猛反発=「日本はプライドのせいで謝罪できない」「野蛮な日本とは協議しても損するだけ」
2015年7月2日、韓国・ニュース1は、自民党の「日本の名誉と信頼を回復するための特命委員会」(委員長・中曽根弘文元外相)が、旧日本軍慰安婦問題などに関する提言を今月中にまとめることを伝えた。
委員会は1日開いた会合で、慰安婦を強制連行したとする吉田清治氏の証言の虚偽を改めて指摘し、国際機関などに対する広報活動の強化策などを提言に盛り込む方針を確認した。具体的には、戦後の平和国家としての歩み、慰安婦問題を取り巻く歴史的事実の検証、名誉と信頼を回復するための情報発信のあり方などが柱となる。
また、日本軍による強制連行の象徴である慰安婦像が設置されている海外の都市で、現地の議会や行政当局を通じ、銅像撤去などを求める方針も盛り込むべく検討していく。
これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。
「謝罪して、認めるべきことを認めたら、国が駄目になるとでも言うのか。結局は自分たちのプライドで謝罪できないんだろう」
「日本の一般人には罪がないという主張はするな!自民党議員をその手で選んだのも日本人のはずだ」
「反省を知らない日本人め」
「こんな日本とこれ以上対話が必要なのだろうか?」
「日本人の根性と国民性は倭寇の時代と同じだね」
「自分たちの行為の歴史的な痕跡を消そうとすること自体が、反省していないということだ。慰安婦像は絶対に撤去するな」
「日本との関係改善は必要ない。日本人は一つ成功するとまた一つを望んでくる野蛮人だから、協議しても損するだけだ」
「誠意ある謝罪もしないうちに何だって?銅像を撤去しろだと?」
「日本は明らかな真実を隠そうとするから、名誉が傷ついたんだよ」
「こんなやつらとどうやって未来を築いて行けるんだ?」(翻訳・編集/和氣)