支那と朝鮮の「古典的勢力圏」の対日誇示威嚇宣伝 | 産経新聞を応援する会

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現在、中共の習近平主席が韓国を訪問していて大統領の朴槿恵さんが笑顔で迎え、中韓仲良く「対日非難」をしている。

 これは何を示しているのか。

 これはつまり、支那と朝鮮の「古典的勢力圏」の対日誇示威嚇宣伝である。

 そして、ここで言う支那と朝鮮の「古典的勢力圏」とは、

 「支那に従属する朝鮮」のことである。

 古来、朝鮮の統治者は支那にすり寄り従属することによって朝鮮内の支配権を確保しようとしてきた。従って、必然的に朝鮮は支那の属国になる。これを、朝鮮の宿痾の事大主義という。

 世界中で対日非難を繰り返して中共の習近平に笑顔を向ける朴槿恵の姿は、朝鮮の宿痾の事大主義の象徴である。

 よって彼女は、大統領に就任してから、対日非難を掲げて支那にすり寄り、実は、「朝鮮民族の名誉」を傷つけ続けているのだ。

 従って、韓国内では、そのうち、

 事大主義派(支那派)と海洋派(日米派)との抗争が始まる。

 これ、日清戦争の引き金となった朝鮮半島に於ける内部抗争そのものである。

 

 そもそも、明治維新に進み始めた我が国を、朝から晩まで、箸の上げ下げまで、非難し続けたのは、清国の「属国であることを誇示する」李氏朝鮮であった。

 李氏朝鮮は、我が国の天皇の「皇」の文字は支那の「皇帝」の「皇」の字と同じであるから無礼であると日本を非難した。これを、支那が言うのはまだ分かるが、属国の朝鮮が言い続けて明治の日本との交渉を傲慢に拒絶し続けた。

 

 しかし我が国は、この朝鮮の無礼との非難を完全に無視する。

 そして、外務卿から駐清国公使となった副島種臣は、北京に赴き、清国皇帝に対して起立したまま就任の挨拶をした(明治五年)。

 この時、清国は欧米列国公使に対しても、清国皇帝に対しては、膝を床に付けて跪いて頭を下げるように要求し、列国公使はそれに従っていた。

 しかし、我が国の副島種臣公使一人、清国皇帝に対して、

 公然と起立したまま敬礼し、我が国の存在意義を示した。

 これによって、副島は、各国公使から賞賛された。

 その前年の明治四年、副島種臣外務卿は、横浜に入港したマリア・ルース号に欧米諸国に売り払う清国人奴隷約三百名が閉じ込められているのを察知し、欧米関係国の抗議を無視して、断固として清国人奴隷を解放している。

 

 このように、朝鮮半島で、同じことが繰り返され始めたのであるから、我が国外交に於いても、

そろそろ、副島種臣の如き外交、

副島と盟友であった、

西郷隆盛の如き政治を、出現させねばならん!

 これが、我が国の運命を決する。

 

 なお、真の明治維新は、明治四年から始まる廃藩置県であるが、この明治四年から明治六年までの重要な約二年間弱、後の維新の元勲と称される岩倉、大久保、木戸、伊藤等のそうそうたる連中は、欧米視察に出かけておって日本に居なかった。

 その時、西郷隆盛と副島種臣が日本に留まって実質的な維新を断行していたのだ。

 欧米視察連中は、何の成果もなく巨額の金を使って帰ってきた。その時の岩倉使節団をからかった狂歌。

「条約は結び損なひ 金は捨て 世間に大使 何と岩倉」