毛沢東・中国共産党の殺戮の歴史 (その4) | 産経新聞を応援する会

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共産党成立から中華人民共和国成立まで



●毛沢東の紅軍の遣り口-----一村一焼一殺」 

もと紅軍の幹部が明かしたその手口 石平著『中国大虐殺史』18より

『私と紅軍』リュウ(龍の下に共の字)楚著-------紅軍から離脱して上海へ逃げた 紅軍の元高級幹部。

「一村一焼一殺」の手順を紹介し、殺戮と略奪の実態を書き記している。



「われわれは未明のうちに村に近づき、まず村全体を包囲し、夜が明けるのを待つ。朝になると、事前に味方につけていた村の地痞を案内人に使って、その村の地痞たち全員を呼びつけて集合させる。彼らから村の地主の詳細な情報を得て、彼らにこれから取るべき行動の手順を教えてやる。

 家族がみな揃って朝食をとる時間を見計らって、われわれは行動を開始する。まず地痞たちと一緒に地主の家に乱入し、家族全員を一ヵ所に監禁してから、すぐさま家全体の捜索を行う。



 金銀の塊、地契(土地の所有証書)、現金の三つがまず確保の対象。


それらが見つからない場合、家の主を別室に連れ出し、訊問して、所在を聞き出すのである。吐かないときには当然、激しい拷問をする。それでも口を閉じている場合、『吐かなければお前の家族を殺すぞ』と脅しをかける。それでたいてい、目当てのものはすべて手に入る。金銀の塊と現金は、われわれ紅軍のものとなる。

それ以外の家財道具は、協力してくれた地痞たちに呉れてやるのがしきたりである。 

地主の家屋だけは、われわれ紅軍もどこへ持っていくこともできない。分けて配分することもできないため、燃やしてしまう。


あとは土地の処分である。村人全員を村の中心の広場に集めて、地主の家から持ち出した地契をすべて燃やしてしまう


それから、土地は全部お前たちタダでやるから、あとはわれわれ紅軍にしっかりと地租(年貢)を納めるようにいう


棚からぼた餅の村人たちは、歓声を上げて大喜びするのがいつもの光景である。その際、もしわれわれ紅軍に兵員補給の必要があれば、土地を配分する代わりに、村民たちに壮丁を兵隊に出すよう要求する場合もある。



最後に、盛大な祭りが残されている。監禁している地主を広場に引きずり出して、村人に裁判を開かせる



その際、事前の言い合わせにしたがって、地痞たちの何人かが前に出て、涙を流してこの地主の平素の罪状を一つひとつ憤りを込めて告訴する。大半はおそらく出任せの作り話だろうが、主催者のわれわれ紅軍は当然、真偽を問いただすような余計な真似はしない。罪名と罪状が備わればそれでよいのである

 そして、いよいよ『その時』がやってくる。



 われわれの司会者は大声を出して、

『このような罪深い土豪劣紳をどうしたら良いか』と村民に訊く。地痞たちはいっせいに拳を挙げて、

殺すのだ! 殺すのだ! 殺して下さい!』と全身の力を振り絞って叫ぶ



司会者はここでもう一度大声で言う。

『それではもう一度皆に訊く。こいつは殺すべきか

一瞬の沈黙のあと、今度はわれわれ紅軍兵士と例の地痞たち、そしてその場にいる村人全員がいっせいに拳を挙げて、

『殺せ! 殺せ!』と絶叫する

 それで地主の運命は決まる。隊長の命令で、兵士一名が前に出て、即座に処刑を行う


遠くからは射撃しない。万が一外れたら、貴重な弾薬の浪費になるからだ。

 処刑方法は決まって、地主を地面に跪かせライフル銃の銃口を上から斜めに頭に突きつけて、一発で片付ける。パンという銃声がすると、地主の頭の半分が目の前で吹き飛ばされ、白い脳みそと赤い血が混ざり合って広場一面に散らばる。これで一件落着。一日の任務が終了するのである。


もちろん以後、この村がわが紅区の一部となり、地痞たちもそのまま村の幹部となるのは、いうまでもないことである」