国会は小沢一郎民主党幹事長に関する疑惑を解明する意思があるのだろうか。
25日の民主、自民、公明3党の国対委員長会談では、同日中に第2次補正予算案を衆院通過させることで合意する一方、疑惑解明については、衆院予算委員会での集中審議を2月中旬までに行うことしか決まらなかった。
不可解なのは自民、公明両党が会談の中で、小沢氏の参考人招致を要求しなかったことだ。これまで自民党は、大島幹事長が小沢氏の参考人招致を衆院代表質問で要求し、集中審議についても鳩山由紀夫首相の施政方針演説前の開催を求めていた。いずれも腰くだけである。 前日の党大会でも、谷垣総裁は「日本の民主主義のために『小沢独裁』と戦わなければならない」とあいさつした。いったい何をしているのか。
求められているのは、国会対策上の駆け引きではない。国会が疑惑解明の成果を挙げられなければ、与野党を問わず、国民の信を失うことを忘れてはならない。
小沢氏は23日、東京地検特捜部による任意の事情聴取を受けたあとの記者会見で、資金管理団体「陸山会」による土地購入をめぐる政治資金規正法違反事件への関与を全面的に否定した。問題の土地購入に関する4億円について、小沢氏は自分個人の資産を貸し付けたものだと説明したが、これまでの記者会見や党大会での説明と食い違っている。金融機関からの融資や報告書の虚偽記載についても「分からない」「報告を受けたこともない」などと語ったが、疑問だらけである。 自民党は集中審議に加え、2月中に首相と谷垣総裁との党首討論を行うことも取りつけたと協議の成果を強調している。党首討論は積極的に開催すべきだが、小沢氏の疑惑解明にはつながるまい。 小沢氏は25日の記者会見で、自身の参考人招致について「与野党で議論することだ。議論の結果に従う」と語った。また、鳩山首相は同日の衆院予算委員会での答弁で「党代表として結論を出したい」と、自ら判断を示す姿勢を示した。
こうした発言があって、なぜ参考人招致は実現しないのだろうか。首相は小沢氏が特捜部の事情聴取に応じた際に「潔白の証明」につながると評価した。民主党として招致実現に動くべきである。
産経新聞より引用
きわめて正論
後は 国会の良心の問題
ところで、産経新聞から拙ブログ読者様へのご案内です
《ご案内》
「ブルーリボンに祈りを込めて」
九州「正論」講演会(第92回)兼
全国縦断「正論」九州講演会(第251回)
謹啓
皆様方には、ますますご精励のこととお慶び申し上げます。新年2月12日(金)午後0時30分より北朝鮮に拉致された横田めぐみさんのご両親、横田滋(しげる)・早紀江(さきえ)夫妻をお招きし、第92回講演会を開催します。
☆ 参加を希望される方は1月29日(金)までに下記にご記入の上、ファックスでお知らせ下さい。
敬具
産経新聞九州・山口本部
九州総局
記
と き:平成22年2月12日(金)
ところ:ホテルニューオータニ博多(
☎092-714-1111
講演会=午後0時30分より90分間(4階「鶴の間」)
講師= 横田滋・早紀江夫妻
テーマ:「ブルーリボンに祈りを込めて」
FAX送信票
九州「正論」懇話会事務局 行
第251回 全国縦断「正論」九州講演会申込書
事業所名
役 職 名
御 芳 名
九州「正論」懇話会 事務局(産経新聞九州総局内)
TEL 092-716-1766
FAX 092-726-2572