はじめに

 TOMIXはKATOなど他社に比べ、コンテナ貨車(以後コキと表記)を数多く製品化、また大量生産しており、売り上げの柱ともなっていると言われる(タムタムのツイッターの売り上げ個数のTOMIX貨車がやばかった)。コンテナセット、限定品など種類が豊富すぎるため、よくわからん。これまでのコキのみの車番をまとめている人がいない。そのためコキのみのまとめをここに資料として投稿する。


→HPがあるやつはリンクさせときます。

恐らく投稿日現在のものは網羅している…ハズ


※コキ50000以前の形式は通常品しかないので、まとめません

※ロット違いで仕様がかわったりしたこともあるが、車番が変わったりはしなかったため基本的に記載しません

※シースルー金型変更後のみのまとめです

※調査ミス、記載ミス、打ち間違いなど発見しましたらコメントかTwitterにお願いします

※コンテナについてのまとめはこちら





コキ50000(250000350000番台を含む)


製品の中での仕様差が2点あり

・手すりの増設

・TR223A→TR223F


○実車について

 手すりの増設の時期は不明だが250000番台、3500000番台改造時には施工されている

→落成時はどうであったか、何年製造は製造時から付いていた等は調査できていないため不明

 現在は、TOMIXのPP0811 コキ50000部品Aより、増設した改良型手すりパーツが分配されているため、後述の台車改良より前の時代で手すり増設がされた形態の再現が容易となっている。

 なお、台車の分配はない。 


 台車の変更は1994年頃となっている。形状の変更と塗装が黒→灰となった

TOMIXでは2016年に、形状が正しいTR223Fが製品化された(それ以前は形状がTR223Aをグレー整形にしたものだった)

また、TR223Fは2001年頃までで、Gへの改造が行われ、軸受の一箇所にカバーがかかっている。

これは、KATOもTOMIXも再現がされていない



2779 JR貨車 コキ250000形(コンテナなし)

 コキ250786

→台車形状(グレー整形のTR223A)、手すりエラー


2780 JR貨車 コキ350000形(コンテナなし)

 コキ350004

→手すりエラー

(登場時はTR223C。見た目はAと同じで、塗装も黒orグレーで登場している。登場時は車体の色や車番の色など工場によりバリエーション豊富)


2782 国鉄貨車 コキ50000形(コンテナ付)

 コキ50150 C21コンテナ付き

2783 国鉄貨車 コキ50000形(コンテナなし・2両セット)

 コキ50916
 コキ51084

 コキフ50223

2785 JR貨車 コキ50000形(コンテナなし) (N情報室)

 コキ51860

→台車形状、手すりエラー


2740 JR貨車 コキ250000形(コンテナなし)

 コキ252876

→台車形状、手すりエラー


2741 JR貨車 コキ350000形(コンテナなし)

 コキ350039

→手すりエラー


2742 JR貨車 コキ50000形(コンテナなし・グレー台車)

 コキ52240
→台車、手すりエラー(2014年、2017年、2020年ロットが該当)
2024年3月ロットより限定品同様に台車・手すりの正規化がされた(品番、車番等は変化なし)

 コキ52867 30Aコンテナ付
 コキ51938 30Aコンテナ付
→台車、手すりエラー

 コキ51547
 コキ52979
 コキ51926
 コキ50863
→台車、手すりエラー
19A-1など特徴的コンテナも数多く積載

これより下は、手すりパーツが変わり、手すりは増設された後の姿となる。また、台車も強化型が再現された


8714 JR貨車 コキ50000形(グレー台車・コンテナなし・テールライト付)

 コキ51539
インレタ(50336 50795 50984 51024 51549 52004 52570 52618 52839 53117)の10両分


8741 JR貨車 コキ250000形(コンテナなし・2両セット)

 コキ251206

 コキ251982


 コキ250777
インレタ25(0001 0127 0387 0433 1012 1076 2116 1236 1943 2201 2297 2400 2545 2683 2803 2920 2994 3260 3303 3331)のたっぷり20両分


 コキ350000
 コキ350013

 コキ350017
 コキ350037
それぞれコンテナ積載

 コキ50727
 コキ51117
 コキ51335
 コキ51494
 コキ51864
 コキ52208
 コキ52486
 コキ52653
 コキ52733
 コキ53073
 コキ53126
 コキ53218
の12両セット
インレタ(50468・50473・50630・50651・50715・50947・51058・51329・51432・51516・51518・51657・51899・52094・52128・52193・52243・52464・52814・52857・53035・53077・53211・53227)の24両分
3セット36両買っても被らない大量の車番!



・コキ100・101 

92862  JRコキ100・101形貨車セット(コンテナなし)

 37-38ユニット
(コキ101-37+コキ100-37+コキ100-38+コキ101-38)
 87-88ユニット
(コキ101-87+コキ100-87+コキ100-88+コキ101-88)
 109-110ユニット
(コキ101-109+コキ100-109+コキ100-110+コキ101-110)

個人的にに初回ロットは爪がやわい




・コキ102・103

92135 JRコキ102・103形貨車(コンテナなし)セット

 1-2ユニット
(コキ103-1+コキ102-1+コキ102-2+コキ103-2)

98071 JRコキ102・103形貨車(新塗装・コンテナなし)セット

 53-54ユニット
(コキ103-53+コキ102-53+コキ102-54+コキ103-54)





・コキ104

2778 JR貨車 コキ104形(コンテナなし)

 コキ104-2426

2786 JR貨車 コキ104形(海上コンテナ付き)

 コキ104-776 Mマーク付き
→川崎汽船の40ftドライ海コン付き

8729 JR貨車 コキ104形(新塗装・コンテナなし)

 コキ104-2809

8737 JR貨車 コキ104形(新塗装・ヤマト運輸コンテナ付)

 コキ104-1080
→初回ロットのコンテナは「コキ50000積載禁止」の表示が「コキ500000」というミスがあり、交換対応となった


93121 コキ104形貨車(COSCOコンテナ・鉄道輸送用付)関係者限定品?

 コキ104-888


93591  JR貨車 コキ104形(新塗装・Z30Aコンテナ・30Aコンテナ付)

 コキ104-5001

テックステーション限定品 2024年JAM発表

苗穂⇔愛知のDD200エンジン輸送用コンテナ×2

30A(水色)のSRC試運転でも使用されたコンテナ?

30A-235がセット

5000番台はさいたま新都心の残土輸送?のために作られたが、工事完了後は車番以外他のと変わらない扱いになっている。

一応、金型のシースルー化前に登場時の姿で製品化されているので初製品化ではない。


品番?JR貨車 コキ104形(リサーチキャビン付)

 コキ104-10001

テックステーション限定品 2024年後半発表

リサーチキャビンがNゲージ製品化!ではなく、今回はコキのこと(ステーションにはコキのこと何も書いてない)


2012年10月から約12年…長かった…

遂に!コキ104 10000番台が製品化!

瀬野八の走行解放用に4両作られた特殊車

走行解放終了後は一般化改造され、運用の縛りも、車番以外の見た目の差もないコキになった


製品の仕様としては2002年の走行解放運用終了〜2016年頃?のJRF撤去前と見られる

走行開発現役時は安治川口駅常備とデカデカと書いてあり、連結器周りもごつい。何より、床面が少し高く、台車と台枠の間が他より少し空いているように見える

また、手すりに解放てこがついている(通常は台枠の下)

参考1、参考2参考3





98486 JR コンテナ列車増結セット

 コキ104-2021 新塗装


97944 特別企画品 JR DD51形(愛知機関区・さよなら貨物列車)セット

 コキ104-1106 新塗装

 コキ104-429 新塗装

 コキ104-210 新塗装

 コキ104-53 新塗装

 コキ104-2745

 コキ104-2060 新塗装




コキ105

2749 JR貨車 コキ105形(コンテナなし・2両セット)

 39-40ユニット
 (コキ105-39+コキ105-40
コキ104金型流用だが、製造当初より手すりに反射板取り付け穴あり
→2021年再生産品から台車の色味が変更




・コキ106

実は金型が3種類ある


・旧前期型金型

コキ車のシースルー製品化1号?

前期型を再現。台車はコキ104流用のFT1

空気タンク?の肉ヌキを上に持ってきたり、側面ステップの形だったり、ちょいちょい金型の未熟さを感じる。

個人的には台車のプラの色が嫌い


2768 JR貨車 コキ106形

 コキ106-342→青色 30A付き

2769 JR貨車 コキ106形(グレー・コンテナなし)

 コキ106-421

92214 JR ED75 コンテナ列車セット

 コキ106-83ブルー

 コキ106-408グレー

 30Aコンテナ付き

→ED75も古い金型


・後期型金型

第一号はテールライト付。
台車もコキ104流用のFT1から、新規で起こされFT2に変更。
コキ106の形態差を再現するとか狂ってるなTOMIXと思う。(褒め言葉)
テール付き以外は基本商品名に後期型とつけて区別されている。(当時から新・前期型の製品化を視野に入れていた?)

8703 JR貨車 コキ106形(グレー・コンテナなし・テールライト付)

 コキ106-674
(インレタ151 490 516 600 615 777 791 820 1043 1100付属)
→2015年に発表された。ついにコキのカンテラが点灯するように!

8722 JR貨車 コキ106形(後期型・コンテナなし)

 コキ106-995

8723 JR貨車 コキ106形(後期型・ヤマト運輸コンテナ付)

 コキ106-1080→ヤマトコンテナはネコロジー

8735 JR貨車 コキ106形(後期型・新塗装・コンテナなし)

 コキ106-1122 新塗装

 コキ106-1089
 コキ106-723
 コキ106-704
 後期新塗装 20Dコンテナ付き


97944 特別企画品 JR DD51形(愛知機関区・さよなら貨物列車)セット

 コキ106-1084 新塗装

 コキ106-615 新塗装

 コキ106-997


98486 JR コンテナ列車増結セット

 コキ106-794 新塗装

・新 前期型金型
2022年9月8日に衝撃が走る
前期型の金型リニューアルの一報であった
初期の未熟設計がかっちりとしてリターンといった感じ。
2768,2769,92214やコキ110の92263で使われた106の前期型の金型の不満点を解消。
また、コキ104と同じFT1台車から、FT2への正規化や新設計で後期型と並べても遜色ない出来に。

車番のバリエーションはまだ少ないが、テールライト付の付属インレタの(151、490、516)は使用できる。N情報室も是非チェック

 コキ106-153 新塗装 突放禁止なし
 コキ106-391 新塗装 突放禁止なし


98485 JR EF510-0形コンテナ列車セット

 コキ106-140 新塗装 突放禁止なし
 コキ106-282 新塗装 突放禁止なし

→両車前期型(8746ベース)

140には20E、282には20Gコンテナ積載



コキ107

TOMIXの説明上で増備型となってるものはコキ107-1002〜 の車両であるため、当該車は品名に書いてない場合に限り併記する

JRF、突放禁止の表記があるのは、1〜1001まで


2752 JR貨車 コキ107形(コンテナ付)

 コキ107-102 19Gコンテナ


2753 JR貨車 コキ107形(コンテナなし)

 コキ107-74

8717 JR貨車 コキ107形(コンテナなし・テールライト付)

 コキ107-383

(インレタ51 68 121 217 233 326 460 515 866 952)

→後ほど出てくるさよなら愛知DD51とは、コキ107-68がダブりとなっている

TOMIXのコキでは初となっている(なお、印刷ではなくインレタとではあるが)


8718 JR貨車 コキ107形(増備型・コンテナなし)

 コキ107-1050

8731 JR貨車 コキ107形(増備型・西濃運輸コンテナ付)

 コキ107-2080 U54A西濃コンテナ


97902 限定品 JR コキ107形貨車(増備型・西濃運輸コンテナ付)セット

 コキ107-2055
 コキ107-2056
 コキ107-2057
 コキ107-2058 の4両

(インレタ1016 1192 1336 1467 1582 1615 1702 1867 1936 2019付属)


92491 JR EF210 コンテナ列車セット

 コキ107-297 U48A JR貨物

 コキ107-383 30Dコンテナ

EF210 100番台のナンバーは、109 117 134 152



98394 JR EF210形コンテナ列車セット

 コキ107-1902 増備型 UV54A FL
 コキ107-1945 増備型
40ftドライ海上コンテナ(オリジナル)
EF210 100番台のナンバーは109〜112


90095 DF200 100形Nゲージ鉄道模型ファーストセット

 コキ107-1031 増備型 Z19B(3173 3262 3540)付
DF200 100番台のナンバーは101 104 117 120

92965 JR コキ107形貨車(鉄道コンテナ輸送50年記念カラー・19D形コンテナ付)セット(ホビーサーチ)

 コキ107-149

 コキ107-150

 コキ107-151

 コキ107-152

 コキ107-153


93128A-93132E JR貨車 コキ107形(鉄道コンテナ輸送50年記念カラー・19D形コンテナ付)

 コキ107-154 イベント限定品の単品A

 コキ107-285 イベント限定品の単品B

 コキ107-286 イベント限定品の単品C

 コキ107-287 イベント限定品の単品D

 コキ107-288 イベント限定品の単品E

セットとA-Eを集めると鉄道コンテナ輸送50年 記念列車出発式を再現できる

また、コンテナは実車数の50個コンプとなる


92989 限定品 JR コキ107形貨車(W18Fコンテナ付)

 コキ107-385 W18F-1〜5

 コキ107-388 W18F-6〜10

 合わせるとW18F-1〜10で実車数分になる


98486 JR コンテナ列車増結セット

コキ107-1603 増備型


98915 限定品 JR さよならDD51紀勢本線貨物列車 セット

 コキ107-728

 コキ107-729

 コキ107-730

 コキ107-731

 コキ107-732

 コキ107-733

 コキ107-734

 の計7両、19Dコンテナ35個付き

ホビーサーチの紹介に細かくかいてあるのでリンク絡めておきます


97944 特別企画品 JR DD51形(愛知機関区・さよなら貨物列車)セット

 コキ107-68 新塗装(突放禁止あり)

 コキ107-725

 コキ107-1710 増備型

 コキ107-2014 増備型

 コキ107-514

→地味にコキ107の新塗装は初だったり

特徴的なJRFなし、突放禁止ありを再現している

なお、車両によっては増備型と同様に突放禁止なしの塗装になっているものもある



・コキ110

92263 JR EF210 コンテナ列車セット(N情報室)

 コキ110-1
 コキ110-2 
それぞれコキ106の金型流用

24Aコンテナ(1〜8) のちに発売されたオープンパッケージと異なり、セットのは登場時の姿


98234 JR コキ110形貨車(コンテナなし)セット

 コキ110-1
 コキ110-2  
 コキ110-3
 コキ110-4
 コキ110-5
1〜5の実車数セット 金型がコキ106後期形のものとなった




コキ200

2759 JR貨車 コキ200形(コンテナなし)

 コキ200-29


97944 特別企画品 JR DD51形(愛知機関区・さよなら貨物列車)セット

 コキ200-46 新塗装

 コキ200-66

2両共、金型が変更

車体側面の手ブレーキ緊解表示装置が設置後の姿

実車は2001年度以降製造から設置

後年、2000年度製造の車両にも同装置の設置改造がされた


8752 JR貨車 コキ200形(新塗装・2両セット)

 コキ200-102

 コキ200-148

両車手ブレーキ表示装置付き


 未発売品・計画頓挫品

98902 限定品 JR コキ104形貨車(U48Aコンテナ・スーパーグリーンシャトルライナー)セット

文献はホビーサーチに詳しく残っていました

コキ104-8 81 1338 2432 10001 10003

→諸般の事情により発売中止となった商品





最後に

コキ107は今回のまとめだけで37両(インレタ含めれば57両)も再現できる。(実車に比べればまだまだだが)

あと、コキ104のテールライト付きを早く製品化して欲しい。そうすれば、インレタで車番変更楽になるのに…

あと、コキ104、106、107の非デッキ側点灯も作って欲しい!(メーカー本願)


今度は逆にTOMIX製品化コンテナまとめでもしましょうか(言うだけならタダ)

コキより大変で死にそうだけど…

→投稿しました、めちゃ大変だった


鉄道模型のコアなまとめサイトでも作る気かねぇ…


2021/11/12新製品を追記

2022/3/3 新製品を追記

2022/3/19 コンテナまとめの追記

→書くの面倒なので更新時に再投稿します


2025/2/7 コキ105の説明を訂正