菅谷城 | 上州備忘録

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群馬生まれの会社員が見つけた秘かな楽しみ、それは「歴史探索」
誰も知らない英雄を求めて今日も群馬を流離う
_そう、素浪人のように

 

 菅谷城 群馬県高崎市菅谷町569

 

 

 

 ↑山崎一先生の縄張り図

 

 なんと、昔はここらへんに飛行場があったらしい

 

 情報を残すってことは重要だよね、このブログもそうなればイイなぁ

 

 

 長野業政の長男・長野吉業のお城

 

 総社長尾氏との領境なので重要拠点なのであろう

 

 浄眼寺のあたりが城跡なのだが

 

 例によって城についての表記が何も無い・・・

 

 だが、寺の石碑には

 

 「永禄6年武田軍の為に戦火にあい焼失」

 

 とあるので、箕輪城攻めの際に激しい戦があったことは明白だ

 

 

 浄眼寺の脇にある堀跡

 

 

 浄眼寺の南東には土塁跡もある

 

 

 南側にある菅谷公民館の周りでも遺構を見つけた

 

 これは明らかに堀跡だ 間違いない

 

 

 それにしても、この菅谷公民館 

 

 ゴミ収集日以外は立入禁止らしい

 

 痴漢に注意のカンバンも諄いほど設置されている

 

 武田軍に攻められたことがトラウマになり

 

 町民の警戒心が強くなってしまったのだろう

 

 

 群馬名物・横川の釜めしも ここでは持ち込み厳禁だ

 

 横川を治めていた安中氏が 真っ先に武田に寝返ったからであろう

 

 

 戦国時代の因縁がここにも残っていた

 

 菅谷城 攻略する価値ありだな