塩川城(吉井陣屋) | 上州備忘録

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_そう、素浪人のように

 

 塩川城 群馬県高崎市吉井町塩川37

 

 

 

 ↑山崎一先生の縄張り図

 

 

 大沢川の東岸に築かれたお城

 

 永禄6年(1563年)武田信玄が西上野に侵攻してきた際、塩川城主・菅野間大膳が徹底抗戦して落城したとのこと。

 

 

 縄張り図をじーっと見てみる

 

 どう見ても陽気軒の場所だ

 

 ジャンボ餃子やラーメンがとても美味しい

 

 ラーメン大好きだけど ラーメンブログではないのでスイマセン

 

 写真が見たければ、こんちゃんのブログに行ってくれ

 

 

 

 ここら辺は江戸時代中期に松平信平により吉井藩が立藩され、陣屋が設けられていた

 

 陣屋の表門が現在も残っている

 

 

 これは春日社跡

 

 吉井歴史民俗資料館の方がわざわざ案内してくれた

 

 ご丁寧な対応ありがとうございました

 

 しかし、私がとても見たかったのはこの次なのである

 

 

 武家長屋である

 

 宝暦8年(1758年)に描かれた絵図にも記載されているので当時建てられたものらしい

 

 『跡』ではない 『現存』でもない

 

 『現役』なのである!!

 

 実際に今でも住んでいる方がいるのです

 

 江戸・明治・大正・昭和・平成 そして令和

 

 時代が変わるごとに長屋も進化していく

 

 屋根にトタンが貼られ 窓ガラスが付けられ 庭先はコンクリートで固められている

 

 これこそがリアル 変化無しには人は生活できない

 

 姫路城は素晴らしいよ でもただの観光用の見世物だ

 

 実際に住んでみての建造物 本物がここにある

 

 

 ただし、住民に迷惑をかけないように見学しよう

 

 塩川城(吉井陣屋) 攻略する価値大ありだな