総社城 | 上州備忘録

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群馬生まれの会社員が見つけた秘かな楽しみ、それは「歴史探索」
誰も知らない英雄を求めて今日も群馬を流離う
_そう、素浪人のように

 

 総社城 群馬県前橋市総社町1318-13

 

 

 

 ↑山崎一先生の縄張り図

 

 

 ↑総社歴史資料館の復元図

 

 資料館受付の総社美人に撮影許可を頂いた

 

  「古墳廻りですか ご苦労様です」

 

  「いや、総社城を見てきたのですが」

 

  「そっちかぁ 何もないですよね」

 

 苦笑いをしている自分の顔を想像して噴き出してしまった

 

 

 ちゃんとありますよぉ 公園に案内板が

 

 城好きにはこれだけでも嬉しい

 

 

 

 堀跡もしっかり残っている

 

 この総社城は総社長尾氏とは全く関連性が無い

 

 関ヶ原の合戦の後、秋元長朝が総社に1万石をもらった

 

 最初は蒼海城に入ったが、古くて傷んでいるので

 

 この地に総社城を築いたとのこと

 

 蒼海城のあった場所は現在元総社と呼ばれている

 

 元総社町の住民の怒りはいかばかりか

 

 しかし秋元長朝の善政の前では拳を下ろすしかない

 

 

 

 二の丸にあったと言われる遠見山古墳

 

 遠見のための櫓が建てられたのでこの名になったとのこと

 

 これも城の名残である

 

 

 総社城から利根川を挟んだ向こう側に敷島公園が見える

 

 ザスパ草津の正田醤油スタジアムが有名だが

 

 じつは淀君が利根川に身を投げたというお艶が岩がある

 

 淀君については次回 勝山城で説明する

 

 

 ふしぎな伝説が数多く存在する秋元氏の居城

 

 総社城 攻略する価値ありだな