
2017年9月24日。今日は菌学会銚子フォーレの3日目。もっとも、最終日は解散会があるだけ。しかも、この日は千葉市内で千葉菌の例会がある。行かないのはもったいないから、解散式には出席せずに、朝から電車に乗って千葉へ行くことにした。

集合場所へ到着すると、すでにいくつかきのこを採ってきている人がいた。こういうのはあまりよくないと思うのだが、これは「イボコガネテングタケ」。

真っ黄色のコガネショウロ。ショウロと同じイグチの仲間で、ミドリニガイグチに近いという。特に根元の黄色いのはミドリニガイグチやアケボノアワタケの根元が黄色いのと共通した特徴かもしれない。

こっちでよくとれるチチタケ属の一種と思われるが、カビが生えたようになっていて、ヒダがつぶれている。アメリカではベニタケの仲間に他の菌がとりついた「ロブスターマッシュルーム」というのが食用にされているそうだ。

コースに出て見つかったツルタケ。今日はテレビ局が撮影にきていて、このきのこを前にして、千葉県立中央博物館の吹春氏が説明していた。

こちらでよく見つかるチチタケ属。名前はない。

ピントがあってないがマヤラン。菌従属栄養植物。

つんつんとげとげのトゲミノカラカサタケ。

こちらも、ただし、ぺったんこになっている。

これもぺったんこ

ここではノボリリュウもよく見られる。

イグチ

管孔は黄色で傷つくとすぐに青変する。イロガワリ。