採集紀行伝 北国演義
第４話「ヒスイクイズ」
前回フォッサマグナ・ミュージアムに来たときは酔渓さんになんで写真撮らなかったのと言われたので、色々撮影した。これはリシア電気石（トルマリン）。
ヒスイの石ころ。こういうふうに、ヒスイは固い石なので荒波にもまれても角が残る。
魚眼石（アポフィルライト）、わりと安い石。
さてクイズです。この中にヒスイはあるでしょうか？
答えは、どれもヒスイではありませんでした！
クイズその２。この中でどれがヒスイでしょうか？一つは確実にあります。
答えは、全部ヒスイでした！あなたはわかったかな？
代表的な造岩鉱物の長石。成分によっていろんな種類があるが、奥の青いのは宝飾品にも使われる天河石（アマゾナイト）。
この曹灰長石は結晶の中で光りが反射するので、角度によっては青く光って見える。宝飾品として使われ、ラブラドライトと呼ばれる。
青い石。奥のは宝飾品にされるラピスラズリで、砕いて岩絵の具（コバルトブルー）に。
針山みたいな沸石の結晶。すぐ壊れそうで取り扱いが難しそう。
金色の鉱石色々。鈍い金色のは黄鉄鉱。鉄と硫黄の化合物で、「愚か者の金」と呼ばれる。中央みたいに四角い結晶になるのでそのままでもかっこいい。
もうちょっと黄色みが強いのは黄銅鉱。
これは正真正銘の自然金。色がちがうな。
次回、採集紀行伝 北国演義
第５話「宝石色々」
いざゆかん、民のために！