富士山は全体が溶岩が固まったもので、ところどころに隙間や孔がある。「風穴」などと有名になっているところもあるが、森の中ではうっかりはまらないよう気をつけねば。
これもドクツルタケ。平地のものとはやはりちがうかんじ。
道中、きのこ狩りをしているご夫婦に出会い、収穫物を見せてもらった。これはクロカワ。
そしてタマゴタケ。開いたやつは別に採らなくてもいいと思うけど・・・
山を下りてきて、裾野の道を進む。途中、車から見えたきのこを確認すると、わりとしっかりしたものでヒダが密なもの。この質感はモリノカレバタケの仲間だな。イメージ的にはほっそりしたものが多いかんじだが、アカチャツエタケなんてものもある。
ゴルフ場の中には入れないが、柵の外から見ると、きのこがあるのが見える。
松林にあるのはまっかなコウジタケ系。
さわっただけでも青変するアメリカウラベニイロガワリ系。各地に類似種が多く、標高の高い地域にも何種類かあるそうだ。
こっちはオニタケよりもワタカラカサタケ系のほうかも。
これもさっきと同じアメリカウラベニイロガワリ系かも。
ヒダが黄色いのだが、見るとピンク色を帯びている。ヒダの肉自体は黄色いが、胞子がピンクということ。つまり、これはイッポンシメジ属。
普通の公園の敷地内でもこうしてタマゴタケが堂々とあるのはすごい。さすが富士山?
色の薄いムラサキナギナタタケみたいだが、こういうのはサヤナギナタタケというほうらしい。