いつもの観察会2016年4月1 | 三十九さんの部屋

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いざゆかん!民のために!

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2016年4月24日はいつもの観察会。
例年、この時期はまだきのこが多くないのだが、雨も降っていたもようで、けっこうあったのかも。
あんまり太くない木からも、キクラゲがわっさわっさと出ている。

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オレンジ色のカサが多数あって目立つ。

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落ち葉をよけると柄が見えた。
これは京都にちなんだ和名がつけられたミヤコホウライタケ。
よく見ると、柄にはカサと同じ色の微細なものがあるのが見える。
これは柄の表面にシスチジアという細胞があって、顕微鏡で見れば詳細な形を見ることができる。

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掘り出されたオオセミタケ。ひとつのセミから2本出ている。

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非常に小さいあざやかなピンク、これはほんとに出始めのカンゾウタケ。

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これはもうちょっと成長したカンゾウタケ。舌の表面か明太子の塊を思い浮かべる。

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フウセンタケ属。秋に多いイメージだが、こんな春先からも出ている種類がある。

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冬場のシイ林に出るカラムラサキハツの一種。最近はいくつもの種類が混在しているということなので、そのどれかにあたるらしい。

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春にはギンリョウソウも出てくる、葉緑素を持たないこの植物は菌類とつながって栄養を得ている菌従属栄養植物。

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小さいチチタケ属のニセヒメチチタケ。傷つけると白っぽい乳液が出る。