
これも名前のよくわからんフウセンタケ属。こういうのばっかり

ケロウジ。普段目にしているのはアカマツ林に出て、マツタケのライバル的なものだが、マツタケ同様、標高の高いところでは松以外の針葉樹に出るというのか。
ケロウジのカサの裏は針状なのだが、これはどっちかというとイボ状に近い。根元が青みを帯びたりするのはケロウジの特徴ともいえるが、普段目にするものとはかなり雰囲気が違う。本当に同種なのか?
変わった物が出ているなと思ったら、これは菌従属栄養植物のシャクジョウソウではないか。
これもヌメリガサ科であることはわかるのだが、名前まではよくわからない。似たようなものが多そうだが、なんでもスイスの図鑑に同じようなものが載っているらしく、「フタイロヌメリガサ」なんて和名が与えられているのだとか。
ひときわ目立つ大きなベニタケ。こういうタイプで大きなものは普段なかなか見ない。
北陸図鑑なんかで「ハクサンアカネハツ」といわれているものらしい。学名はちゃんとあるベニタケ。カサ表面に白いあばたができやすいのだとか。
けっこう、これがたくさんある。これも標高の高いところならではの種類らしい。
食堂があるのでそこで昼飯を食うことにした。そこには富士山でとれたらしいマツタケが鎮座していた。 つづく