公園でねことかきのこを見た翌日、奈良へ出かけた。
この時期に出るきのこでぜひ見たいものがあった。
ほんとは連休中に行きたかったのだが、風邪で寝込んでいたので、このときになった。
奈良公園などを過ぎて山に近づくと、鹿の群れがいたりする。
奈良公園界隈なら珍しくもない光景だが。
道中、「白乳神社」なるものがあった。なんでも、上半身の病気に御利益があるのだとか。
こことは別に下半身の病気に御利益のある「赤乳神社」というのもあるのだそう。
住宅も途切れて、いよいよ山の中へ。
左側は川、右側は山。湿気もあって、いかにもきのこが出そうな雰囲気。
樹皮を割って顔を出すクロコバンタケ。シーズン的にはもう終盤だろう。
道すがら、よく見られたのが枯木に出ている角状のもの。クシラリアというマメザヤタケの仲間。先端の白いのは胞子と思われる。
枯木の表面にこのようにびっしりとついているものが多かった。
よくわからんがミケナ(クヌギタケ属)であることは想像できる。
キクラゲを見つけた。そしてその下、足下には・・・ つづく