鳥取紀行6 | 三十九さんの部屋

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いざゆかん!民のために!

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鳥取駅に戻る。この日は駅でなにか観光イベントをしていた。そこには「名探偵コナン」のキャラクターの砂像が展示されていた。
なんでコナンか?それは、作者が鳥取県の出身だからで、地元には記念館もできていて、JRの車内でその最寄り駅を通りがかるときにアナウンスが流れるほど。さらに、鳥取空港はいまや「鳥取砂丘コナン空港」なんて名前になっているほど。
さらに鳥取にゆかりの深い漫画家として水木しげるを忘れるわけにはいかない。
県内のもうひとつの空港、米子空港は「米子鬼太郎空港」になっている。
駅の土産物も、コナンと鬼太郎グッズであふれている。

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駅から少し歩いたところに、「対翠閣」という旅館がある。ここはだだの旅館ではなく、鳥取市内の唯一の天然温泉「鳥取温泉」があり、温泉に入れるだけでなく、きのこ料理を食することができるのだ。
鳥取県はじつは「きのこ王国」であり、きのこセンター菌じん研究所があり、様々なきのこ栽培をしているほか、鳥取大学は今国内でもっともきのこ研究に力を入れている大学といえるからだ。県立博物館でのきのこ展示が充実しているのも、そういう背景があるからだろう。
そして、ここにはきのこ商品を販売する「きのこ本舗」も併設されている。
まさにきのこ好きにはたまらないはずの施設だ。
ではなぜ、ここに泊まらなかったのか?それは、ここでの「きのこ」はシイタケがメインで、きのこ料理もシイタケステーキとかそういうのがメインなので、シイタケを食べたくなかったのだ。

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しいたけ本舗では、シイタケを中心としたきのこ加工品をはじめ、いろんなグッズも売られている。きのこガチャガチャも置いてあったが、なぜかガチャガチャの機械ではなく、箱から手づかみするという方式だった。

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対翠閣の窓に掲げられていた「しいたけソフト」。お子様にも大人気!なんて書いてあるが、さすがに試してみる気にはなれない。

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店内に貼られていたきのこの絵。店の人にたずねたら、宿泊した客が描いたのだという。そうとうなきのこ好きにちがいない。ベニテンの絵に「テングタケ」と書いてあるのはご愛敬。

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後日の観察会にお土産として持っていくため購入したしいたけせんべい。たしかに刻んだしいたけが入っている。1枚くらいなら気にならないが、数枚食べるとシイタケの香りがしてくる。

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きのこの炊き込み御飯のもと。シイタケだけなら買わなかったが、ヤナギマツタケ入りということで。

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それで作ったきのこ御飯。キクラゲなんかも入っている。

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駅で買ったふろしきまんじゅう。シンプルなこしあんまんじゅう。無添加なのでその日のうちにお召し上がりください。

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出雲大社門前で売っている俵まんじゅう。カステラ生地の中にしろあんが入っている。

次回、採集紀行伝 神国演義
第22話「食べ物たちよ2」
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