この台形の石垣のところには、かつて三層の建物が建っていたという。天守閣ではないそうだが
そこからの眺め。下にさっきの仁風閣。
そして右の方。右の大きな建物は鳥取県立博物館。
さらに奥にも石垣がある。今度はそちらへ向かう。
石垣の横には高校がある。ここはかつての三の丸の跡。
石垣の一部や通路は今も整備中。こっちが表側の通路のようだ。
この城跡の石垣は復元されたものも多い。
いちばん上の石垣のところ。かなり広い。今は大きな松の木が2本あるのみ。
ここは天球丸跡という。名前は、関ヶ原の戦いのあと城主となった池田長吉の姉・天球院に由来するという。
この城の最大の特徴はこの球形石垣。なんでこういう形なのかというと、最初は石垣が土圧で押し出されて膨らんだところを修繕したのがはじまりで、そこが球形に作られたのだとか。現在のものは復元されたもの。
天球丸跡からの眺め。もっとも高いところにあるのですべてを見渡せる。
高校のほうへ降りてきた。このあと仁風閣の横を通り過ぎ、県立博物館を見学した。博物館では異様にきのこ関係の展示が充実している。なんで写真がないのかというと、カメラの電池が切れてきたのでスマホで撮っていたのと、博物館内は撮影禁止だったから。
次回、採集紀行伝 神国演義
第21話「食べ物たちよ」
いざゆかん、民のために!