ケガワタケ | 三十九さんの部屋

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ケガワタケ(毛皮茸) Lentinus squarrosulus

担子菌門ハラタケ亜門ハラタケ綱タマチョレイタケ目タマチョレイタケ科ケガワタケ属
lentinus レンティヌス(柔軟で丈夫な)
squarrosulus スクアロスルス(鱗片でざらざらした)

春~秋に広葉樹の枯木に発生する。中型きのこ。
カサの径は3~8cm程度で、開けば中央がくぼんだまんじゅう型~じょうご型になる。
縁はしばしば不規則に波打つ。
表面は白~クリーム色で、灰褐色~黒褐色で繊維状の鱗片をつけ、中央部では特に集中する。
ヒダは垂生で密、白~やや黄色で幅は狭い。
柄は中心生~偏芯生でヒダとの境目には繊維状で消失性のツバがある。
熱帯から温帯にかけて広く分布する。
2012年7月、東京都水元公園で撮影。

「Lentinus」は以前ヒラタケ科の「マツオウジ属」とされていたが、そのマツオウジがキカイガラタケ目キカイガラタケ科に属することになったため、マツオウジ属は「Neolentinus」に、このケガワタケなどが属するLentinusは新たに「ケガワタケ属」となった。