東京紀行8 | 三十九さんの部屋

三十九さんの部屋

いざゆかん!民のために!

きのこ歴30年。
その歴史の中でひときわ自分の記憶に刻まれ、そして後の世に語り継ぐかもしれない旅がある。
西暦2012年、日本は野田総理の時代。
菌学会は東北、関東、西日本3つの支部が互いに研鑽を競い、
荒ぶる猛者?が野山を駆け巡っていた。
採集紀行伝 千国演義!

それがささやかな少年の趣味のためでも 我は律儀に語りかけた
町に埋もれて生きるのがいやに思えて 季節季節に雨を待った
これはなに?彼が尋ねる ハラタケと我は答える
野山にしみる雨で 菌類の成長を促す
限られた予算の中 無駄遣いしないように
息をアラゲきつい 山登り後を追っておいでよ

いつも最初についてくるこれはなんだ?と思うかもしれないが、
一応これが採集紀行伝シリーズのオープニングナレーションとテーマ。
元ネタは以下をご覧ください

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東京タワーの見学を終えて、増上寺の境内に戻る。
時間はこのころ11時前。
なぜこんな時間かというと、境内のこのお休みどころで昼飯を食べるつもりだったから。
寺のHPによると、ここでは15食限定で700円の「おばんざい定食」なるものが出るそうだ。11時からの営業ということなので、その時間までにやってきたのだ。
ちょっと時間が早かったので、店の前で待っていると、11時になるころに店の中で物音がする。のぞいてみるとまだ準備中。
そのまま待っていると、のぼりや屋外テーブルなどを出し始めて徐々に準備を進めていく。
11時になったらはじまるのかと思ったが。
そしてついに営業開始となったので、中に入ってテーブルに座って注文した。
「おばんざい定食ひとつ」
「今日はありません」
なんじゃと。しかもメニューを見ると、1,000円になっておるではないか。
「もういらん」
とっとと店を出て行ってやったわ。
あやうくだまされるところだった。二度と行くか、コンチクショー

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仕方なく、駅のほうへ戻るコースを歩いていると、最初の門をくぐったあたりの交差点に
「ます屋」なる店が。

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外に置いてあるメニューの看板を見ると、こりゃうまそうで安い。

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頼んだのはチキンカツカレー。これで620円。
単なるカレーライスなら420円だ。
ルーはちょっとぬるめだったが、なんだか家で食べてるようなカレーでうまかった。
こっちに来て正解だった。

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浜松町駅にはモノレールの駅が並んでいて、ここが起点になっている。
背後の高いビルは世界貿易センター。

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上の写真を撮っていたビルの2Fには「ポケモンセンター トーキョー」がある。
なんでこんなところに立ち寄ったのかというと・・・

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それから渋谷を経由して京王線で自由が丘へ。
そこで優雅なティータイムを満喫した。
それから新宿へ。
これは新宿駅から見たNTTドコモのビル。
新宿では駅前のビルで仮営業中の中村屋新宿店のようすを見てみた。
やはりレストランとしてだけ営業しており、ピロシキやカレーパンは売っていなかった。

次の日はいよいよ千葉入りだ。

次回、採集紀行伝 千国演義
第9話「キノコ門スター」
いざゆかん、民のために!