ハマシメジ | 三十九さんの部屋

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ハマシメジ(浜占地) Tricholoma myomyces

担子菌門ハラタケ亜門ハラタケ綱ハラタケ亜綱ハラタケ目キシメジ科キシメジ属
tricholoma トリコロマ(ギリシャ語「毛」+「縁」)
myomyces ミオミケス(筋の菌(蜘蛛の巣状内被膜の意))

夏~初冬に海岸など松林などの地上に発生。
カサは小型~中型で釣り鐘型から平らに開く。
色は暗灰色~帯褐灰色で繊維状小鱗片に覆われる。
ヒダは白色から灰白色でやや粗く、湾生(ヒダの端が柄の付け根につくとき内側に湾曲する)
柄は白色~灰白色で繊維状。
特徴として、幼菌時に開く前のカサの端と柄をつなぐ蜘蛛の巣状の膜があるが、消失しやすく、実際に観察することは難しい。
よく似たきのこに主にモミ林に出るという「クマシメジ(Tricholoma terreum)」があるが、クマシメジには蜘蛛の巣状膜がない。しかし、前述したようにハマシメジでも蜘蛛の巣状膜を観察しにくいので両者の区別は難しい場合がある。
そもそも、日本で「ハマシメジ」「クマシメジ」と呼ばれているものが、学名が付けられた標本(ヨーロッパ産)と同じかどうかあやしいという話もある。

写真のものは京都御苑で最初今年の6月に見かけ、11月下旬に再び同じ場所で見つけたもの。
気がつかないとうまく?カモフラージュされていて、見つけたときにはいくつか踏みつぶしていたあとだった。

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2010年12月、京都市内で撮影