カワラタケ | 三十九さんの部屋

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カワラタケ(瓦茸) Trametes versicolor

担子菌門ハラタケ亜門ハラタケ綱タマチョレイタケ目タマチョレイタケ科シロアミタケ属
trametes トラメテス(繊維の横糸)
versicolor ウェルシコロル(種々の色のある)

夏~冬、広葉樹や針葉樹の枯れ木に多数重なるように発生。
ひとつひとつは根本では独立しているがカサが融合することがある。
カサは半円形~扇形で表面は短い毛に覆われ、暗褐色~濃青色~黒褐色など複数の色が環紋になっている。
カサの裏側は最初白っぽくやがて褐色を帯び、微細な管孔。
肉質は強靱な革質。
ごく普通に見ることができる。


かつて「クレスチン」という物質が分離され、抗がん剤として使用されていたが、後の研究でその効果が疑問視された。
免疫力を高める物質を含むといわれる一方で有毒成分も含まれるため、安易に服用することはさけたほうがいいかもしれない。