名言(297) ― 幸福の種子を撒くこと | saniyのブログ ― 言葉に学ぶ

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これまで出会った言葉たちについて考えていくブログです。まず、名言から始めています。

まかぬ種子(しゅし)は生(は)えぬと言うが、我等は不幸の種子(しゅし)をまかず、幸福の種子(しゅし)をまくように注意すべきである。
[武者小路 実篤(作家)]

あなたが今、撒(ま)く種(たね)は、やがてあなたの未来となって現れる。
[夏目漱石(作家)]

一切の人生の果実(かじつ)は、その人が蒔(ま)いたとおりに現れる。
[中村天風(実業家・思想家)]

人間の心は庭のようなものです。それは賢明になるよう耕すこともあれば、野放しにされることもありますが、そこからは、どちらの場合にも必ず何かが生(は)えてきます。もしあなたが自分の庭に、美しい草花の種(たね)を蒔(ま)かなかったなら、そこにはやがて雑草の種(たね)が無数に舞い落ち、雑草のみが生い茂ることになります。すぐれた園芸家は、庭を耕し、雑草を取り除き、美しい草花の種を蒔(ま)き、それを育(はぐく)みつづけます。同様に、私たちも、もしすばらしい人生を生きたいのなら、自分の心の庭を掘り起こし、そこから不純な誤った思いを一掃し、そのあとから清らかな正しい思いを植えつけ、それを育(はぐく)み続けなければなりません。
[ジェームズ・アレン(イギリスの著述家・詩人)]

・今日の成果は過去の努力の結果であり、未来はこれからの努力で決まる。
・善(よ)きことを思い、善(よ)きことを行えば、人生は好転する。

[以上、稲盛和夫(実業家)]

人生の行路は様々で、時に善人が悪人に敗(ま)けたごとく見えることもあるが、長い間の善悪の差別は確然(かくぜん)とつくものである。悪いことの習慣を多く持つものは悪人となり、良いことの習慣を多くつけている人は善人となる。
[渋沢栄一(実業家)]

努力が効果をあらわすまでには時間がかかる。多くの人はそれまでに飽(あ)き、迷い、挫折する。
[ヘンリー・フォード(実業家)]




日々、よくないことを行う、過度に行うなど、不幸や災いをもたらしていく種子は撒(ま)かないようにし、自他に向けて善いことを行う、前向きに努力するなど、幸いや恵みをもたらしていく種子を撒(ま)いていくようにしようと述べている。

[追記更新:24/05/03]

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今回のぶんと内容が関連するぶん  

・名言(48) ― 宿業・運命のこと
・名言(211) ― 自業自得のこと


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名言・101選
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