名言(246) ― 光り輝き合うこと | saniyのブログ ― 言葉に学ぶ

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これまで出会った言葉たちについて考えていくブログです。まず、名言から始めています。

人間は誰もが胸のなかに、宝石となる石を持っている。一生懸命磨(みが)いて、美しく光り輝く玉になる。
[空海(平安時代初期の僧)]

それにしても、喜びと幸福は、なんと人間を美しくするものか! なんと心は愛にわき立つものか!
[ドストエフスキー(ロシアの文豪)の小説『白夜』より。]

綺麗なお姉さんはそこにいるだけで周りを幸せな気持ちにさせてくれます。もはや存在が社会貢献(イケメンも同じ)。
[RIMIKO(トータルビューティープランナー)]

ああ、人生は美しい! 人生は女が魅惑的な服装をするというわかりきったことによって、美しいのだ。
[トーマス・マン(ドイツの作家)]

人に光を当てようとするなら、まず何より自らの内面にそれを持たねばならない。
[ロマン・ロラン(フランスの作家)]

他人の人生に光を与えずに、我々が幸せになることはありません。
[ヘレン・ケラー(社会福祉活動家・作家)]

人間の心の奥底(おうてい)へ光を送ること。これが芸術家の使命である。      
[ロベルト・シューマン(作曲家)]


径寸(けいすん)十枚これ国宝に非(あら)ず、一隅(いちぐう)を照らすこれ則(すなわ)ち国宝なり。
(語注: ・径寸十枚これ=金銀財宝は。  ・一隅=一つの隅(すみ)。  ・照らすこれ則ち国宝なり=照らす人こそ国の宝である。
お金や財宝は国の宝ではなく、家庭や職場など、自分自身が置かれたその場所で、精一杯努力し、明るく光り輝くことのできる人こそ、何物にも変えがたい貴い国の宝であるということ。)
[最澄(平安時代初期の僧)]


幸福とは今日もおひさまが昇(のぼ)ること。
[バカボンのパパ(漫画「天才バカボン」の登場人物)の言葉より。]
     
日月(にちげつ)私照(ししょう)なし。

(語注: ・日月=太陽や月には。 ・私照なし=照らすというその働きに依怙贔屓(えこひいき)がないこと。)

[古代中国の書物『礼記』より。]


春の光が彼らの上にふり注(そそ)いでいる。なんというか、素敵な風景だ。
[村上春樹(作家)の『象工場のハッピーエンド』より。]

あらたふと/青葉若葉の/日の光
(語注: ・あらたふと=ああ、尊いことよ。・青葉若葉の日の光=初夏の境内(けいだい)にあふれる青葉若葉が、真昼の太陽の光を浴びて照り映(は)えているさま。「日の光」は、寺名の「日光」の意味も含めていて、当寺にまつる徳川家康の威光を褒(ほ)め称(たた)えている。)
[松尾芭蕉(江戸時代の俳人)が「おくの細道」の旅中の日光東照宮に詣(もう)でた際に詠んだ句。]


日(ひ)が私の思念を明るくする。私の思念が私の夜を明るくする。
(語注: ・日=太陽光。 ・思念=思い、考えること。)
[ポール・ヴァレリー(フランスの詩人・文芸評論家)]


太陽の光と雲ひとつない青空があってそれを眺めていられるかぎり、どうして悲しくなれるというの?
[アンネ・フランク(『アンネの日記』の著者)]
 

神を捨てる者は、ちょうちんをもって歩きつづけるために、太陽の光を消すようなものである。
[オスカー・モルゲンシュテルン(経済学者)]


光る 光る すべては光る
光らないものは ひとつとしてない
みずから光らないものは 他から光を受けて光る

[坂村真民(詩人)]



各人が健康・熱意・仕事・明るさ・美しさ・喜び・幸せで自身を輝(かがや)かし、互いに光を与え合えば、周りや世の中は、もっと明るくなることだろう。

また、上で言うように、太陽をはじめ、大いなるものが、私たちに光と温和を、もたらしてくれていることにも、日々ありがたく感謝したい。
[追記更新:24/01/05]

 

※※ 
今回のぶんと内容が関連するぶん

・名言(3) ― 闇と光のこと

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次の★に、当ブログでこれまで投稿した投稿記事[名言(1)~名言(246)]を、事項別に分けて、リンクさせています。

 ★名言の投稿記事 ・ 事項別一覧