名言(166) ― 教えることの効能のこと | Seigoのブログ ― 言葉に学ぶ

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これまで出会った言葉たちについて考えていくブログです。まず、名言から始めています。

・人は、教えることによって、もっともよく学ぶ。

・人は、教える間に教えられる。

セネカ(ローマの哲学者)]



教授することの教えていく側にもたらされる効能のことを述べている。

相手にためになる知識や技能を与えていく教授は利他行(りたぎょう)として価値ある活動だと言えるが、上でセネカ氏が言うように、教授する側は教授する内容を事前にしっかりまとめておく必要があり、質問等も受けることになる教授を通して教え方や教授した内容自体の不十分な点や問題点に気付かされ(教授する側が逆に教えられ)、それらを改めていくことで教授する側の成長につながることになる。
(語注: ・教授する=学問・知識や技芸を教え授(さず)ける。 ・利他行=他人に利益となるように図る活動。)
[追記更新:23/12/19]

 

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次の★に、当ブログでこれまで投稿した投稿記事[名言(1)~名言(166)を事項別に分けてリンクさせました。


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