商業施設やオフィスビルの集積が進み、市内最大の繁華街、表町を凌ぐ勢いの市役所筋に立地する広大な空きビル。
市役所筋に面するイトーヨーカドー岡山店は、JT岡山工場跡地に整備された複合商業施設ジョイフルタウン岡山の核テナントとして1998(平成一〇)年11月に開業。
地上5階地下1階のうち、地上1階から3階を賃借。売場面積は約1万4700平方メートル。直営の食品や衣料品売り場のほか、飲食や雑貨、書店などのテナント30店が入居。
2014(平成二六)年12月、300メートル北に開業したイオンモール岡山の影響で売り上げが2割以上減少。
セブン&アイ・グループの事業再構築の一環として、全国20店のイトーヨーカドー不採算店のを閉鎖の方針に従い、2017(平成二九)年2月28日に閉店し、18年の営業を終了。
建物の実質的なオーナー両備グループは、現在、跡地の活用策を検討中。