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「鬼太郎ど―――――――ん!!」
この台詞といえば、みなさんご存知ですよね。
一反木綿です。
一反木綿は、鹿児島県の大隅地方にあらわれた妖怪で、夜間ヒラヒラと飛来する一反(10~11m)の白い布のようなものであったといわれる。見た目はまったく恐ろしくもなく、風に飛ばされた干しものぐらいと勘違いするかもしれませんが、突然、顔面を覆ったり、首に巻きついたりして息の根を止めるといわれています。
みなさんがイメージする、薩摩言葉をしゃべる一反木綿とはずいぶんと違うイメージですね。
水木大先生が子供のころ、夕方なんかにそれらしいものがよく飛んでいたような記憶があり、首を絞めるような感じはなく、なんとなく人懐っこい感じだった、とおっしゃられています。
妖怪の中でも人気の高い一反木綿は、水木しげるロードではブロンズ像だけでなく、いろいろな姿であちこち飛び回っています。
暗い夜道を照らして、水木しげるロードの安全を守る一反木綿の街灯
真下を通るよりも、反対側の歩道からの方がよく見えるね。
そして、このようなちっこい一反木綿もいるのです。
この場所は、ヒミツ!!探してみてね。
そういえば、こげに巨大な一反木綿もいた!!
ひょっとして実物大??
それにしても多い!!でも、まだ探し切れていない一反木綿が隠れているような気がするな・・・
漏れている一反木綿ががいたら教えてくんしゃい(笑)
◆参考資料
『日本妖怪大全』 水木しげる 著 講談社 発行
『日本妖怪大事典』 水木しげる 画 村上健司 編著 角川書店 発行
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