シーラカンス(Latimeria chalumnae:ラティメリア・カルムナエ)は、シーラカンス目(Coelacanthiformes)に属する魚類で、1938年12月22日に南アフリカで発見されました。発見者は、イーストロンドン博物館の学芸員であったマージョリー・コートネイ・ラティマー(1907~2004)で、南アフリカの魚類学者ジェームズ・レナード・ブライアー・スミス(1897~1968)によって確認されました。
シーラカンスは、古生代デボン紀からほとんど変化していないため、「生きた化石」と呼ばれる魚です。
シーラカンスは肉質の胸びれと腹びれを持ち、肺呼吸も行うなど、他の魚とは異なっています。シーラカンスは深海に生息しており、夜行性です。小魚やイカを食べます。
シーラカンスはかつては世界中の海に生息していましたが、現在はインドネシアとコモロ諸島周辺の海域でのみ見られますが、生息地の減少や乱獲により、シーラカンスは絶滅危惧種に指定されています。
シーラカンスは、進化の過程や生物多様性について学ぶ上で重要な存在で、シーラカンスを保護することは、地球の生物多様性を守るために重要です。
切手は1954年コモロ諸島発行の「決定的な問題切手」で、西インド洋シーラカンスが描かれています。
切手は1989年南アフリカ発行の「シーラカンス識別切手」の中の一枚で、発見者コートネー・ラティマー女史とJ・L・B・スミス博士が描かれています。
※コートネー・ラティマー女史により発見されたのは1938年12月22日。 スミス博士が南アフリカに到着し確認したのは1939年2月16日※
切手は1989年南アフリカ発行の「シーラカンス識別切手」の中の一枚で、西インド洋シーラカンスが描かれています。
切手は1990年マダガスカル発行の「魚切手」の中の一枚で、シーラカンスが描かれています。
切手は1993年北朝鮮発行の「全国切手展'93」の中の一枚で、シーラカンスが描かれています。
切手は2000年インドネシア発行の「国際切手展'00」の中の一枚で、シーラカンスが描かれています。

