パーキンソン病は、振戦(ふるえ)、動作緩慢、筋強剛(筋固縮)、姿勢保持障害(転びやすいこと)を主な運動症状とする病気で、50歳以上で起こることが多い病気でまれに40歳以下で起こる人もあり、若年性パーキンソン病と呼んでいます。
世界パーキンソンデー(4月11日)は、パーキンソン病を発見したイギリスのジェームズ・パーキンソン博士(1755~1824)の誕生日です。
欧州パーキンソン病協会(EPDA)と世界保健機関(WHO)がパーキンソン病の周知を目的として制定し、パーキンソン博士が愛した赤いチューリップをシンボルマークとしています
2005年4月11日の世界パーキンソン病デーに、オランダの園芸学者でパーキンソン病を患っていたJ.W.S. Van der Wereldが育てたチューリップに「Dr. James Parkinson' tulip(ジェームズパーキンソン先生のチューリップ)」と名前をつけたことがきっかけで、チューリップはパーキンソン病のシンボルとして使用されています。
切手は2024年ボスニア・ヘルツェゴビナ・クロアチア人地区発行の「世界パーキンソン病デー切手」で、パーキンソン博士がこよなく愛した赤いチューリップが描かれています。


