新医学アラカルト-42.アボカドの効用- | 血液の鉄人の医学と切手のサイト

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医学関係の仕事に携わっている傍ら長年収集した医学切手を使用して、医学関係の出来事を興味深くそしてわかり易く解説いたします。

アボカドは「森のバター」とも呼ばれるほど脂肪分が多く、非常に栄養価の高い植物です。 
 

含まれる脂質はオレイン酸が主体で、コレステロール値を下げる効果があります。

また、ビタミンEや葉酸などのビタミン類や、カリウムや鉄などのミネラル類も豊富に含み高血圧や生活習慣病を予防する効果があります。

カリウムは摂りすぎたナトリウム(塩分)を尿中に排泄することから、高血圧予防に役立ちます。

アボカドは、朝や昼といった活動量の多い時間帯に食べるのがオススメです。

栄養価が高いアボカドはカロリーも高いため、普段の食事に毎日アボカドをプラスすると太る原因になります。

アボカドは、1日1/2~1個程度を目安に食べるとよいでしょう。

アボカドにはカリウムが多く含まれており、腎臓に害を及ぼす可能性があるため、腎臓に問題がある人はアボカドの摂取を制限する必要があります。 

アボカドは、犬や猫、鳥類などにとっては毒性がある食べ物です。アボカドに含まれる「ペルシン」という成分は、軽い場合は嘔吐や下痢、重い場合は呼吸困難や肝障害などにつながる恐れがあります。

アボカドを食べることでアレルギーが発症する状態でアボカドアレルギーが存在します。


吐き気や下痢、蕁麻疹や皮膚の赤みなどの症状を引き起こし、稀にアナフィラキシーショックという深刻な状態に陥ることもあります。

ラテックスアレルギーの人の一部は、熱帯地方の果物のバナナやアボガド、マンゴー、パパイアなどでアレルギーを起こすことがあります。

天然ゴム中のタンパク質とこれらの果物に含まれるタンパク質の構造が似ているためです。

 

切手は1981年メキシコ発行の「植物と動物切手」の中の一枚で、アボカドが描かれています。

 

 



切手は2018年ニウエ発行の「ニウエの果樹切手」の中の一枚で、アボカドの果実とその木が描かれています。

 

 



切手は2017年アンティグア・バーブーダ発行の「カリブ海の果実切手」の中の一枚で、アボカドが描かれています。

 

 

 



切手は2007年オランダ領アンティル諸島発行の「果実と野菜切手」の中の一枚で、アボカドが描かれています。

 

 

 



 

切手は1965年キューバ発行の「トロピカルフルーツ切手」の中の一枚で、アボカドが描かれています。