マイタケ(舞茸、Grifola frondosa:グリフォラ・フロンドサ )は、担子菌門トンビマイタケ科のキノコで、日本各地の山岳地帯、アジア、ヨーロッパ、北アメリカの温帯以北に広く分布しており、日本では北海道から九州まで広く見られます。
マイタケには、免疫機能を回復させる働きがあるβグルカンや、健康な骨や歯を維持するために欠かせないビタミンDなどの栄養が含まれていて、カルシウムの吸収を助け、骨や歯を丈夫にするビタミンD、ナイアシンなどのビタミンB群と亜鉛が豊富です。
β-グルカンをはじめとして、抗がん作用が期待できる多くの機能性成分を含むと考えられています。
マイタケは、シャキシャキした食感、強い旨味と香りが特徴で、炊き込みご飯や天ぷら、炒め物などさまざまな料理に活躍します。
マイタケの旬は秋で、北海道や東北の深山でしか採れませんでしたが、現在は人工栽培によって年中出回るようになり、肉質は薄く、やわらかい繊維質で、シコシコと歯切れがよく、ほのかな甘みがあって風味の良いきのこです。
マイタケは味はくせがなく、毒がありませんし調理する際は洗わずに使用できることから洗うことで、きのこが水っぽくなったり、栄養成分が溶け出しやすくにくいという利点があります。
切手は1999年北朝鮮発行の「キノコ切手」の中の一枚で、マイタケが描かれています。


