キノコの話-4.コフキサルノコシカケ- | 血液の鉄人の医学と切手のサイト

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コフキサルノコシカケ(Elfvingia applanata:エルフビンギア・アプラナータ)は、ココア色の粉を吹くことから「粉吹きサルノコシカケ」とも呼ばれています。

 

表面は固くて、灰褐色やチョコレート色で、ココアのような胞子をびっしりかぶっています。

世界各地に見られ、日本では北海道から本州、四国、九州及び北半球に分布し、枯木や倒木、弱った木に自生します。

コフキサルノコシカケは食用ではなく、煎じて薬とするなど、薬用として利用され民間薬としてがんに有効といわれて煎服されます。



切手は2003年北朝鮮発行の「キノコ切手」の中の一枚で、フコキサルノコシカケが描かれています。