メルクリウス(Mercurius) はローマ神話に登場する商人や旅人の守護神で、英語読みでマーキュリー (Mercury) とも表記されます。
ギリシャ神話に登場する神々の伝令使ヘルメスと同一の神で、富と幸運の神、商業・発明・盗人・旅行者などの守護神とされ、また神々の使者を務めるとされています。
ヘルメスはオリンポスの十二神の一人で、全能の神ゼウスと両腕と頭で天の蒼穹を支える神アトラスの娘マイアとの子です。
ギリシャ神話では、ヘルメス翼のある帽子とサンダルを身につけ、2匹の蛇が巻き付いた杖(カドゥケウス)を持った若者の姿で描かれています。
要するにギリシャ神話に登場するヘルメスは、ローマ神話のメルクリウス(マーキュリー)にあたります。
切手は1920年ブラジル発行の「切手」で、カドゥケウスを持って世界を駆け巡るヘルメスが描かれています。
切手は1949年南アフリカ発行の「経済と文化切手」で、カドゥケウスを持って世界を駆け巡るヘルメスが描かれています。
切手は1856年オーストリア発行の「新聞切手」で、メルクリウスが描かれています。
切手は2022年オーストリア発行の「マーキュリー1851-2022切手」で、1851~56年にかけて発行された「新聞切手」を題材とした小型シートで、切手4枚シート地右上のには現代風のマーキュリーが、描かれ右下のシート部分に当時のメルクリウスが描かれています。


