切手に描かれた怪物-4.吸血鬼伝説について- | 血液の鉄人の医学と切手のサイト

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古来よりヨーロッパでは吸血鬼伝説が各地で伝わっています。

吸血鬼伝説のモデルとなった人物も多く存在しています。

吸血鬼は、夜な夜な人の血液を求めてさ迷い、人の生き血を吸うことにより永遠の命を得ると伝えられています。

日光を嫌い昼間は墓地や洞窟などに身を隠し夜になると人の生き血を求めてさまよいますが、日光を浴びると灰になるとされるのは近年の映画作品において作られたもので、実際は日光を浴びても灰にはなりません。

 

古来より人の血液は生命の源と考えられ、古代エジプトでは人の血液の風呂に入ったり、古代ローマでは人の血液を飲むことにより若返ると考えられていました。

永遠の命を得るために人の血液を吸血する考え方が存在しても不思議ではありません。

死後も人間の生血を吸って生きながらえますが、不死身の吸血鬼も心臓に杭を打たれて死ぬ運命にあります。

切手は2004年ルーマニア発行の「ドラキュラ切手」で心臓に杭を打たれて滅びる吸血鬼ドラキュラが描かれています。