マラリアは単細胞生物であるマラリア原虫によって引き起こされます。
この原虫はハマダラカによって媒介されます。
マラリアは現在でも 全世界ではマラリアに年間2.16億人が感染し、うち44.5万人が死亡している感染症です。
しかし、マラリアは予防可能、治療可能な病気です。
マラリアには、三日熱マラリア・四日熱マラリア・卵形マラリア・熱帯熱マラリアがあります。
※、旧世界(地球の東半球)に生息するサルに寄生するサルマラリア原虫がヒトへの感染の原因となることが報告されており、東南アジアでの死亡例もあります※
熱帯熱マラリア以外で見られる発熱の周期性はマラリア原虫が赤血球内で発育する時間が関係していて、たとえば三日熱マラリアでは48時間ごとに原虫が血中に出るときに赤血球を破壊するため、それと同時に発熱が起こります。
マラリアは、発熱、および悪寒、頭痛、筋肉痛、倦怠感などのインフルエンザ様の症状を特徴とします。
マラリアは早期に治療すれば問題ありませんが、適切な治療が遅れると重症化して、死亡する可能性があります。
現在日本国内にはマラリアは存在しませんが、地球温暖化により気温が上昇すれば当然発生することが危惧されています。
切手は2009年サントメ・プリンシペ発行の「マラリアとの戦い小型シート」で、切手にはマラリア原虫の血液内の状況と幼女を診る女医と、シート面には患者男性に注射する医師とアフリカ地図を配する血液の滴とマラリア原虫を媒介するハマダラカが描かれています。
切手は2012年ギニアビサウ発行の「マラリアとの戦い4連刷切手」で、左上:感染経路と発病患者の肝臓、右上:顕微鏡で赤血球を見る研究者、左下:感染した子どもと感染の分布を示す地図、右下:子どもと赤十字のマークとシート地に赤十字のマークと赤十字のバッグを背負う人と感染させる蚊が描かれています。
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