続きです。。。
ハリュ 財団内で一人で独断的な行為をすると取り返すことが出来ない過ちを犯すかもしれません
アドバイスする誰かがいた方がいいでしょう?
会長、私がチュダヘ本部長にその役をやらせてください
ペク会長 一理あるな
ダヘ 会長。。。
ペク会長 組織内にはそんな存在があったほうがいいんだ
ダヘ、これはお前が受け入れるべきだ
ムフッっとほくそ笑むハリュ・・・
こんな顔しても。。。素敵~~~
ハリュ スジョンさんがこんな時間にどうしたんですか?
スジョン ここで何してるんですか? お父さんが待ってますよ
ハリュ お父さんがどうして?
スジョン 今日がお父さんの誕生日だって知らなかったんですか?
ハリュ すみません
スジョン 私が言ったでしょ ジェウンさんの振りをするならちゃんとやれって
ジェウンさんは親孝行の人だったんですよ
色んな行事とか記念日をいつも覚えてたんです
お父さん待ってるから早く行きましょう これ渡してください
ハリュ 何ですか?
スジョン お父さんの誕生日だから失った息子の事が懐かしくなるはずですよ
弟からの手紙が来たって言ったら嬉しく思うはずですよ
ハリュ ふふ。これどうやって作ったんですか?
スジョン コンピューターでやったわ みえみえですか?
ハリュ そうですね わかります
スジョン とにかく早く行きましょう
ハリュの大物釣った写真~~ メチャ合成ってまるわかり~
でも。。。スジョンの優しさが伝わります~~ スジョン。。。
私がナムジャだったら、絶対にスジョンを選ぶよ~
スジョン お父さん、お誕生日おめでとう
シンボン ありがとう。 ところでなんでこんな年寄りに、こんなもんかぶらせるんだ?
スジョン 1年に1度きりの誕生日じゃないですか あと30回だけかぶってくださいね
シンボン 何だと? 30回? そんな長生きしてどうする
ハリュ お父さん、お誕生日おめでとうございます
シンボン ありがとう なんだこれは? 手紙か?
ハリュ 開けてください
シンボン 誰だ? お前の弟ハリュじゃないか
ハリュ はい、お父さん お父さんの誕生日だから・・・・
スジョン お父さんの誕生日だってそう伝えたらこれを送って来たんです 嬉しいですか?
シンボン 嬉しいよ 自分を捨てた父親なのに 本当に嬉しいよ うちのハリュ
スジョン おめでたい日なのに泣かないでください
シンボン そうだな 飲もうか
ハリュ お父さんから一杯
スジョン お父さんは心臓が悪いからジェウンさんからどうぞ
シンボン お前は結婚すると言ったのにまだか スジョンに悪いと思わないのか
ハリュ それが・・・
スジョン 心配しないでお父さん 私とジェウンさんの仲だもん。急がなくてもいいですよ
シンボン じゃ、スジョン ジェウンのやつが無口だからって考えを変えたらだめだぞ
結婚だけはジェウンとするんだよ わかったな
スジョン もちろんですよ ジェウンさん以外の人と結婚なんてできませんよ
あっ、お父さん2次会行きましょうよ いつもの私達のコース
シンボン そうだな
スジョン お父さん 最高!
シンボン そうそういつもの歌ってみろ あれあるだろう タイトルなんだっけ
ジェウン、あれなんだっけ?
ハリュ あぁ あれあれ・・・・
スジョン それでは 皆さんの声援に感謝を込めて~~
急にふられて困ってるハリュ。。。
可愛いね~~~
ジェウンと過ごした幸せだった日々を思い出して泣くスジョン・・・
シンボン いきなりどうした スジョン・・・・
スジョン 点数が低すぎますよ あんなに一生懸命歌ったのに・・
ハリュ 点数が低すぎるって・・・ ハハハ・・(わざと笑って見せる・・・)
この時のスジョンの気持ちを考えたら…
ハリュやシンボンと一緒にいると、いつも思い出の中に閉じ込められて・・・
本当に可哀想だよ…
いつも明るくふるまうスジョンが、とってもいじらしくて・・とっても愛おしいです・・
スジョン 一人でも帰れますよ
ハリュ 絶対に送るようにとお父さんから言われたでしょ
さっき泣いた姿がどうも気になるらしいですよ
スジョン 帰ってください 私はもう少し飲んでから帰ります
ハリュ そうですね 飲みましょう
スジョン 飲まないつもりなら帰ってもいいですよ
ハリュ もう帰りましょう
スジョン それじゃ先に失礼します お休みなさい
スジョンが家に入るまでずっと見届けるハリュ・・・
ドフン あなたですか 私の妻に用事があるって聞きました
テクペ 俺の友達の事でもあるんですね ホン・アンシムさんから聞きましたね?
チュダヘの留学費を送った男は俺の友達なんです
ドフン 私が全く他人のことまで聞かなくてはならないんでしょうか?
テクペ 俺の友達は散々苦労して稼いだ金を全部留学費として送ったんです
ドフン なのにその当人はなぜあらわれないんですか?
テクペ チュダヘが裏切ったその男 俺には兄であり、ホン・アンシムさんには息子なんです
ドフン ダヘがどうしてその男と別れたか分かるようなきがしますね
自分では何もできない情けない男だから
テクペ チュダヘが俺の友達を裏切ったのはあんたの金のせいだよ
あんたじゃなくてあんたの金なんだよ あんたはただ利用されてるだけなんだよ
ドフン 今すぐ出て行ってください 人を呼びますよ
テクペ チュダヘについてどこまで知ってるんですか? 知りたくないですか?
チュダヘがあんたにどこまで嘘をついているのか
そう言ってテクペは封筒に入ったダヘとウンピョルの写った写真の入った封筒を
ドフンに渡した・・・
ドフン 知りたくありませんね 可哀想だと思って我慢してやるのも これで最後ですよ
写真の入った封筒をシュレッダーにかけたドフン・・・
テクペ 久しぶりだな ダヘ
ダヘ テクペ あんたがここに何の用事なの?
テクペ ダヘがどうしてるのか知りたくて
ダヘ 外で話そう
ダヘ なんなの どうして来たの?
テクペ なんでだよ ぺカク奥様だから断りなしじゃ来れないってわけか
ダヘ あんたと冗談かわしてる時間ないわ 早く用件から話してちょうだい
テクペ お前に会いに来たわけじゃないから心配するな
ハリュ兄に会いに来たんだ。 驚くなよ ハリュ兄がもう全部話したんだろ
自分はチャ・ジェウンじゃなくハリュだって 俺も知ってるんだよ
ダヘ 結婚式の事もそうだけど、本当に子供ね すべてハリュの仕業でしょ?
テクペ 子供? 仕業?
ダヘ 私の会社に来て私をいじめたいんでしょ
こんなことするからって私がびくともすると思ってるの?
テクペ いや こんなくらいでビビったらハリュ兄とウンピョルを捨てて他の男と結婚できないだろう
ダヘ 黙りなさい
テクペ お前こそ黙れよ 俺だってお前とこんなことしてる暇ないんだ
また会える時が来るよ
ダヘ 言っとくけどこれ以上するとただじゃすまないわ
テクペ そうだな 勝手にしてくれよ
テクペ チュダヘ・・・・・・ つぶれてしまえ!
本当にダヘが言う言葉はムカつきます~~
私からも・・・ チュダヘ・・・・・・ つぶれてしまえ
ハリュ ドフンさん どうしたんだよ
ドフン 守りたく、失いたくないものがあるのがこんなにも辛いのもだとは知りませんでした
ハリュ どういう意味だ?
ドフン 俺は小さい時から欲しい物がなかったんです
欲しがる前に姉貴が全部買ってくれたから
だからどうでもよかったんです 守りたいものもなかったし・・・
ハリュ ところで?今はどうだ?
ドフン 家中を困らせたのにもどうしてダヘと結婚したかわかりますか?
ダヘは俺が初めて欲しいと思った女なんです 初めて守りたいと思った人なんです
平気ですよ・・ 家の姉貴はジェウン兄にとってどんな人ですか?
ドギョン どうしたんですか?
ハリュ すみません、少し飲み過ぎたようです
ドギョン 連れてって
ダヘ はい
ドギョン ありがとうございます
ハリュ 失礼します
ドギョン 私が送ります
ハリュ 大丈夫です
ドギョン いいえ、ここで待っていてください 車のキーを持ってきますから
キーを取りに行って。。。わざわざ洋服を選んで着るドギョン…
ハリュへの愛が芽生えたのかな ?
ドギョン ここで右折すればいいんですか?
ハリュ 少しだけ一緒に飲みますか?
ドギョン ドフンがスポーツできなくなって以来 あれほど酔った姿は見たことありません
どんなことがあったのかチャ弁護士には話さなかったのですか?
ハリュ いいえ 今でも弟の事しか思わないんですね・・・専務の弟思いは特別ですね
心配するのはわかりますが専務だけ傷つくんじゃないかと思って・・・
ドギョン しょうがないわ より愛する方が弱いほうなんですから
ハリュ そんなことないです より愛したら損だということですか?
より愛した方がバカなんですか?
ドギョン そうでしょ
ハリュ 他人の心配はよして 専務も自分の人生を生きてください
ドギョン どういうことですか?
ハリュ 感じた通り表現するんです 嫌だったら怒って 嬉しかったら笑って 痛かったら泣いて
そうやって生きてください
ハリュ 僕はつらい過去があって愛に関しては徹底的に自己中心になることに決めたんです
もしもう一度愛することになったら その時は自分勝手にするつもりです