コンサート日記500九州編(鈴木優人✕阪田知樹✕九響) | チャーリーの音楽の旅 ~ゴールド金賞~

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例の新PCネット繋がらない問題も、会社でWEB検索して取説を確認し設定を初期化したら、勝手に断線することはなくなり、さっそくブログをupということでにっこり
 
27日土曜日でしたが曇天で肌寒いなか福岡市天神のFFGホールへGO走る人
 
到着すると当日券を求める行列がひらめき電球阪田さん効果なのかなあ~いつもは私ひとり開場を待っているので少々びっくり合格
 
 
 
 
2024年1月27日FFGホール
九州交響楽団
天神でクラシック
音楽 発見!ラボ#4
オール·モーツァルト·プロ
Cond:鈴木優人 
Pf:阪田知樹
ConM:西本幸弘
 
【第1部】
歌劇「フィガロの結婚」序曲K.492

ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466
第1楽章 Allegro
第2楽章 Romance
第3楽章 Rondo:Allegro assai
 
【第2部】
セレナード第9番ニ長調
「ポストホルン」K.320☆PHr:松居主席
Ⅰ.Allegro maestoso:Allegro con spirito
Ⅱ.Menuetto:Allegretto
Ⅲ.Concertante:Andante grazioso
Ⅳ.Rondeau:Allegro ma non troppo
Ⅴ.Andantino
Ⅵ.Menuetto
Ⅶ.Finale:Presto

フィガロの誕生日
《フィガロの結婚メドレー》(鈴木優人編曲)
 
Cond:鈴木さん Pf:阪田さん 九響Vc:鈴木さん
 
今回のお題は1月27日はモーツァルトのお誕生日ということでオールモツプロ合格
 
オープニングはお約束の「フィガロの結婚」序曲〜やはりFFGホールは音響がデッド叫び
 
逆に各プレーヤーの音がセパレートに聴こえ、重層的な大交響曲ではないだけに、モーツァルトの洒落っ気や天才性が如実にわかり、それはそれで楽しいですね
 
前半配置
 
阪田さんのテクは確固としていることは言うまでもないのですが、今回のモーツァルトはどうか興味シンシンニヤリ
 
全くの私見ですが藤田真央くん特有のモーツァルト作品におけるエンジェルタッチ〜重力を感じさせない独自感とまでいかないもののあせる
 
そこはさすが阪田さんコロコロと軽やかななかにも、明確な打鍵からあふれ出る流麗なメロディが心地よく、これまたモーツァルトワールド炸裂でしたラブラブぶらぼぉ
 
Xより
 
 
 
後半はほぼ交響曲に匹敵する規模(演奏時間40分程度)の楽曲であるセレナードNo.9ですが、当時の馬車郵便が使用したポストホルンの調べからモーツァルトがヒントを得て作曲されたと言われる楽曲ですね
 
当時のPHr
演奏用PHr
 
今回の奏者は九響Tp主席の松居さんが持ち替えにっこりHrはロータリーキーを左手で操作しますが、PHrはTpと同じ右手~マッピもTp用なのかなあ
 
ちなみにプレトークで鈴木さん&松居さんが登場したときになんだか親しげでしたが、お二人は藝大の同級生とのこと~なるほど卒業してからもご縁があったのですね合格
 
ともかくかわいい感じの音が出て、ヨーロッパ中を演奏旅行したモーツァルトが出発を告げる郵便馬車のポストホルンが気になったのもうなずけます
 
後半前のプレトーク
 
曲は堂々たる出だしから、ConM西本さんのソロからTp・Hrの合いの手から快活な弦楽合奏が展開される印象的な第1楽章、コンチェルタンテのFl・Ob・Fgのソリストが絡み合う第3楽章の優美さ、そしていよいよ第6楽章第2トリオで登場するポストホルンのかわいらしさうさぎのぬいぐるみ
 
最後は堂々たるフィナーレで充実した演奏を締めくくりました~Good Jobビックリマーク
 
 
 
最後は鈴木さん自ら編曲した「フィガロの誕生日」~フィガロの結婚から第1幕の主題や序曲にアリアが組み合わせられていましたが、途中でタイトル通り「Happy Birthday to You」が聞こえたり、楽しい楽曲でまさにモーツァルトの誕生祝いにふさわしいフィナーレでしたクラッカー
 
終演
 
演奏は満足のいくもので九響の皆さんへ感謝カンシャなのですが、相変わらず右隣の老婦人は今回はご主人とではなく娘さんはてなマークらしき方としゃべりまくり、演奏が始まるとグゴォ~といびきをかきながら熟睡なさる叫び注意しても直す気はなしかあせる
 
ということでナゼか迷惑かけられてる側が会員席を移動しなければならないのか、今一歩のところ腑に落ちませんが我慢の限界もあり、来シーズンは会員席を変更したので良き隣人に恵まれますようにぐすん
 
終演後にサイン会
 
次回は精華