11日TKWO 13日九響というスケジュールだったので、シフト勤務の
メリットを活かし仕事を3連休にして、余裕をもってコンサートへGO
それにしても人間の慣れは怖いものです東京時代は3日に1回の
ペースだった演奏会が、行かなくなると月2回でもそれなりにキツ
JR博多駅到着
公演前の腹ごしらえ 昨夜は高級中華 今夜は松屋中洲店
アクロス福岡に到着
九州交響楽団
第390回定期演奏会
Cond:沼尻竜典 Pf:A.ガヴリーロフ
【第1部】
ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466(W.A.モーツァルト)
第1楽章 Allegro 第2楽章 Romanze
第3楽章 Rondo:Allegro assai
【ソリストアンコール】
悪魔的暗示 作品4-4 (S.プロコフィエフ)
幻想曲 ニ短調 K.397 (W.A.モーツァルト)
【第2部】
交響曲第3番 変ホ長調 Op.55《英雄》(L.v. ベートーヴェン)
第1楽章 Allegro con brio
第2楽章 Marcia funebre: Adagio assai
第3楽章 Scherzo: Allegro vivace
第4楽章 Finale: Allegro molto
Tb族の私めはPfに対する知見など持ち合わせていませんが、どこかシックリと
こないガヴさんのモツ恊20に、思わずウ~ンと唸ってしまいました
SNSでの意見を集約すると「賛否両論あるかも、でも私は好きなか。」というもの
私はどちらかといえば賛ではなく非の方かな~彼のテクも表現力にも全く問題なし
ただなぜモツ恊20にしたのか、なぜあのような演奏表現となったのか謎
再現芸術といえどもコウなければならないと教条主義的に言うつもりは全く
ないのですが、モーツァルト本人はあのような演奏を望むのだろうかなあ
ド素人のボヤキなのでガヴさんのリサイタルがあるならもう一度聴きたいですね
後半はベト3でしたがこれもこれまでと同じくまだフィット感を感じられず
九響定期会員さんを中心にほぼ絶賛の嵐でしたがどうなのかなあ
沼尻さん自体は在京オケの客演でそれなりの回数を聴いており力量は
承知済み、春の京響びわ湖リングでの見事な演奏も記憶に新しい
第1楽章立ち上がりの第1主題の掴み、低弦からのTutti展開も素晴らしい
各パートの気持ちのこもった奮闘も共感を呼ぶポイントでしたね
特にOb佐藤さんの演奏はさすがというしかない内容でしたブラボォ~
20年以上ご無沙汰の九響は会員復活するまで私の記憶のなかではダメ子ちゃん
久々にどうなのか実際に聴く気になったのはマラ3の演奏をCDで聴いてから
コロナ禍になってからしか聴いておらずステージはSD仕様のままなので、個々
の演奏が濃密なアンサンブルとなってTuttiに結実せず今回もそれは同じ
これだけ奏者のレベルが上がっているのならそれはいささか勿体ない話だし、
感染者数は増減を繰り返すにしてもステージでの対応はそろそろ見直しを
今後とも永いお付き合いをしたい九響なので敢えて言わせてもらえば、国内には
もっともっと内容的に沸点に達する演奏を常時行っているオケもあるし、至高の
世界へ我々を導いてくれる指揮者がいることはメンバー自身もよくわかっている
はずでしょうし
贔屓の引き倒しにならないよう温かく、しかし率直に意見交換していきたいもの
言ってなんですがHrソロで第1楽章第1主題をリレーする箇所で、ヒョロヒョロと
不安定ではムムム・・・第3楽章のHrソリは郡響のほうがうまかった~というか
狩りへのワクワク感ではなくハラハラ感いっぱいではねえ・・・まあこれぐらいで
ともかく次回は12月4日小泉さんでシューマン2ですね~いろいろとヨロシクです